【最新版】ブロックチェーンの進化を熱く語ってみる。【新技術も紹介】
→10分で聞き流し
🔽背景
このツイートを深掘りしていきます。
これを聞くことで、
・ブロックチェーンの基礎
・「Arbitrum(アービトラム)」について
・アービトラムを派生させた新技術
がわかります。
■ブロックチェーンとは?
一定期間の情報のブロックをつなげていき、出来上がるもの。「伝言ゲーム」と似ています。
特徴としては、情報をつなぐ際に、前のブロックの情報を、引き継ぎながらつなげていく。これによりブロック毎に、不正ができないようになっている。
たとえば、「Aさんは渋谷にお昼ご飯を食べに行く。」と伝える場合。
「Aさん 渋谷 昼飯 食べる」と圧縮し、次の人に伝言していく形です。
もし、10番目の人が不正をしようとすれば、1番目の人まで辿って行って、それぞれ情報を取り替えないといけないので、むずかしい。
これにより、データの改ざんなどが起きづらい仕組みとなっています。
■イーサリアムのメリット・デメリット
ブロックチェーン上では、いろいろなアプリや取引を動かすための「道」が用意されています。
1つの代表格が、「イーサリアム」です。
道にも「県道」や「国道」があるように、「イーサリアム」という通りがあるイメージ。
イーサリアム
→メリット
・メジャー
・対応するサービスが多い
多くのNFT・DeFiを含むサービスが動く
→デメリット
・ガス代高い
実体験、3,000円のNFTに9,000円のガス代
・処理が遅い
VISAの1/1000くらい
ビットコイン 1秒7処理くらい
イーサリアム 1秒15処理くらい
VISA 1秒17,000処理くらい
そのデメリットを解決するために、
・アバランチ(Avalanche)
・ソラナ(Solana)
など新しいプロジェクト(道)も期待されています。
アバランチ→1秒4,500処理、ガス代も安い
イーサリアムも黙っていません。レイヤー2ソリューションといって、イーサリアムが「メイン通り」としたら、レイヤー2という「脇道」を開発しています。
メインが渋滞しないよう、脇道に交通量を分散してくれます。
この仕組みにより、早い処理・低い手数料を叶えようとしています。
開発が進めば、イーサリアムが、メジャーで使いやすいブロックチェーンになってくれます。
いわば、弱点が克服されます。
■続々と新技術が開発されていく
レイヤー2ソリューションにはどんなものがあるか?
その一つが、「Arbitrum(アービトラム)」です。約1年前に発表された技術です。
特徴
・イーサリアム(メイン通り)のレイヤー2ソリューション(脇道)
・イーサリアムに処理の「概要」、アービトラムに処理の「詳細」書き込む
・イーサリアムのガス代を低く、処理を早くする
歴史
Arbitrum(2020年10月)
↓
ArbitrumOne(2021年8月)
1秒4500処理
ガス代1/50
↓
ArbitrumNitro(最新2021年10月)
処理が20〜30倍に
ガス代さらに安く
今も、進化し続けています。
一時期、Avalancheなども期待していました。
しかし、イーサリアムは、王道でユーザーが多い。そこがアップデートされていくのは、1番メリットが大きい。
「イーサリアムか、それ以外か」
となるのか、
またまた違うシステムが生まれるか、
今後も楽しみ。
では。
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