見出し画像

OHSSで入院したはなし。


お久しぶりのnote。


記録として残します。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


2/5から2/11まで、人生初の入院をした。


1/28、体外受精のための採卵を行い、10個以上の卵胞が取れた。局所麻酔で大きな痛みを感じることもなく、先生からは特に生活に関する制限や注意事項もなく、大したことなくて良かったな〜なんて、悠長に思っていた。
翌日に動物園を2万歩ほど歩き回り、お腹が苦しくなってきていたことには気づいていたものの、また2日後は某夢の国へ遊びに行ったりして過ごしていた。

2/5、夫を仕事に見送ったあとにいよいよ耐えられなくなり、車で1時間ほどの距離に住む母へSOSを出すとすぐに駆けつけクリニックへ連れて行ってくれた。

すぐに診察してもらい、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)の診断がついた。

たんまり溜まった腹水のせいで脱水症状。
臨月と見まごうほどパンパンなお腹で日常生活がままならなくなり、近隣の総合病院へ緊急入院することに。家に帰ることもできず、夫も仕事を切り上げすぐに駆けつけてくれた。


入院中の面会は不可。孤独な戦いが始まった。


1日目。胸にモニターをつけられ、右腕から点滴が伸びる。苦しすぎて眠れない。

2日目。腹水を抜くかどうかの瀬戸際で、点滴の種類を増やすことに。左腕からも点滴が伸びる。

腹水を抜けば一時的には楽になるけど、根本解決ではないとのこと。

その甲斐あって尿量がどんどん増えるものの、お腹に加え胸まで苦しくて息も絶え絶え、自力でトイレに行くのもひと苦労。

尿のくだを入れられ、ついに管だらけになる。

3日目。胸まであった苦しさがお腹の辺りまで下がり、食事を完食できるようになった。

4日目。尿のくだが抜けて、夜には点滴も1つとれた!ここからどんどん良くなっていってるかんじが!

5日目。左腕の針が抜けて、よ〜〜〜やくシャワーに入れた!お湯、最高!

6日目。朝の診察で、明日の退院許可をもらった!

点滴が1種類に減って、モニターも外れた。とっても身軽。午後には針も取れたので、病棟を出て入院受付をしに行ったら人がたくさんいて、大きな病院に入院していたんだな…とここでようやく自覚。外には雪がちらついていた。

身軽になった途端すごく暇になってしまって、コンビニで買ったお菓子をコソコソと食べ(今思えば食事制限などはなかったからコソコソする必要はなかったかも)、退院準備をして、旦那氏が買ってきてくれたクロスワードをした。

7日目。午前に母が迎えに来てくれて、無事退院。


10リットルほどの腹水を溜めていたお腹はまだすこしぽっこりしていて、1ヶ月ほどは激しい運動を控えるようにとのこと。

友人や家族に、あんたはすぐ動くんだから、今回ばかりはしばらくゆっくりしてなさいよ、と釘を刺された。

旦那氏は家のことをすごくたくさんしてくてありがたい。妊娠・育児中もこれなら安心…と今からおもう。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


入院中にあった推しのバースデーイベント、期間限定コラボビュッフェ、お泊まり会、さらに来週に予定していたスノボもすべておじゃんになってしまったし、体外受精費用+入院費用で貯金もなくなってしまったし、踏んだり蹴ったり。

健康のありがたみをひしひしと感じたので、いい社会勉強になったと思う。

また少しずつがんばろう。。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?