働けば働いた分だけお金を貰うという考えが甘えになる時代

自分自身が働いていて思うことだけれど、いずれ年功序列とか残業代とか基本給とか福利厚生とか退職金とかそういう概念が衰退していくんだろうなって思ったりすることが多い。

もっと言うならば、時間で稼ぐっていう発想が切り替わっていって、成果が出せたらお金はその分貰えるけど、成果が出せなかったらたとえ時間をかけようともお金が一切貰えない、下手したら、企業の資源を使った分や損失を生んだ分給与がマイナスになるという時代になるのかもしれない。

人件費をコストって考えることについては色々賛否両論あると思うんだけど、確実に人件費がコスト化していくようになっていくと思う。

そうなると、正社員になれる人は本当に選ばれし人だけで、あとは派遣社員やフリーランスで賄い、ビジネスマンとして即戦力になれるかどうかは自分で勉強や経験してねってあしらわれるようになるだろうなと。

勿論旧態依然の大企業とか公務員の世界ではいきなりそう変わることはないだろうけれど、1円でもコストカットしたい中小企業やベンチャーなんかではもう正社員がいない企業っていうのもすでに存在しているし、いずれこういう風潮は避けられないんだろうなって思ったりする。

そんな時代になると就職活動も、今まで以上にシビアになっていって、いかに自分が即戦力であるかをちゃんとアピールできる人間じゃないと淘汰されていくんだろうなと。

これからの時代に必要なことは学力も行動力も努力も勿論大事だけれど、強靭な精神力と体力、そして貨幣の本質を理解しているかという点である。

それが全部備わってないと生き残れない、サバイバルみたいな時代になっていくのだと思う。


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