下見のパリ

画像1 2019年5月。インドでの仕事を終え、ドバイ経由でパリへ。殺伐とした砂漠を見下ろしなが飛んでいたと思えば、いつのまにか広大な畑が広がるフランスの田舎の景色に。20年前に観光で訪れたときの記憶が少し蘇った。
画像2 今回の渡仏の目的は、赴任後の業務内容を議論することに加え、生活基盤の下見。住居を決めるとこまで済ませたかったが、諸事情あり叶わなかった。仕方ないのでフランス人の同僚に街を案内してもらう。歩けば美味しそうなブーランジェリーとパティスリーに行き当たり、気分が高揚した。
画像3 とはいえ、日本食が恋しくならないとは限らない。割高ではあるが、醤油や味噌など日本の調味料やカップ麺が売っている店を見つけることができ、少し安心した。ただ、米をキロ単位で買うのは難しそう。パリ在住経験のある叔父からはイタリア米が日本人の口に合うと聞いていたが、見つけることはできなかった。
画像4 パリの街と言えばレトロないかにも古めかしい集合住宅しかないというイメージだったが、高層マンションのような建物も結構見られた。同僚によると基本的にエアコンがついた部屋はないらしく、夏は窓を開けて生活するらしい。それだけマイルドな暑さということかもしれないが、少し不安だ。
画像5 同僚に案内してもらった日の翌日は主要観光地の位置を確認するため、メトロやRERと呼ばれる電車を使い、エッフェル塔やルーブル美術館、凱旋門などを回った。どこも人気観光地のため、いろんな人種の人々であふれかえっている。住む場所としては避けたい。本赴任は6月下旬。いろいろトラブル続きだが、無事に赴任できるだろうか。

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