ひらめきのたね
ピカソプロジェクトの工作ルーム「ひらめきスタジオ」では、いろんな画材、道具、材料を使って、子どもたちが自由に工作を楽しんでいます。
ここで問題。
自由に、っと言って、子どもたちが本当に素晴らしい作品を造ったりってできると思いますか?
幼稚園教育要領にはこんなことも書かれています。
「子どもの自己表現は素朴な形で行われることが多いので、~~表現を受容し~~意欲を受け止め~~表現が楽しめるようにする」
子どもが真に自由にしているときは、作品を作るために作品を作りません。
変な言い方ですが、そのへんが、大人との大きなずれの一つであると思います。
触ってみたい! 使ってみたい! やってみたい!
その気持ちを受け止めて、意欲をかって、「じゃあ、これつくってみる?」とか「これ、塗ってみる?」とか、考えるきっかけを作ってあげるのは大人の仕事です。
きっかけを足掛かりにして、自分たちなりの試行錯誤をしたり、それは好きじゃないとか、もっとやってみたいとか、そういう気持ちを育てるのは子どもたち自身です。
限られた条件しかない中で、子どもの豊かな表現が育むのは難しいでしょう。
でも、全てのお膳立てをしても、子どもの自発的な表現力は育たないでしょう。
やりたい気持ちに刺激をあげて、
やりたいことにヒントをあげて、
足りないところは手を貸して、
意欲に手を出さず、
子どもたちが真に自由に「できた」と思える環境をどう整えるのか?
ひらめきスタジオでは日々実験が繰り返されています。
子どもたちのひらめきの種、もっともっとたくさん育て♡
簡単な気付きから、子どもたちの世界をもっと楽しく、もっと素敵に!アップデートしませんか♪
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