今日は、かささぎのお話の続きです。 カササギ 第二話の巻


欧州英日欧企業マッチングのさきです。

第一話でお話した、カササギの
つがいが作って、嵐の時まで
住んでいたけど、

どこかに引っ越しちゃって
からっぽの状態の巣の
現在の写真(2021年2月8日撮影)
がこれです。

画像1

とにかく、ここまでくると、
かなり、このカササギという
トリに興味が湧いて、

WIKIとかで調べたら、
「ミラーテスト」

日本語説明のリンク以下です
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88

という、動物に自己認識の能力が
あるかを見極めるテストが
あるんだけど、
(人間にはある能力です)


ちょっと説明を抜粋すると、

動物に麻酔をかけて、
眠っている間に、
その動物が普段は

自分で見ることができない
体の部分に、塗料やステッカー
などでマークを付ける。

その後で、動物が意識を回復すると、
鏡を見ることができる
環境に移される。

もし、その動物が自分の体の
マークの部分に触れたり、
調べるなどすれば、

その動物は鏡に映った像を、
自分以外の動物ではなく、
自分自身であると

受け取った証拠
であると
見なされる。


なんでも
ミラーテストで成功した動物は
極一部の種に限られていて…

2016年の時点で、
人間(ヒト)を含めた
大型の類人猿、アジアゾウ、イルカ、
シャチ(orca)、カササギ

ミラーテストで成功。

サルの中でもある複数種や
ジャイアントパンダ、アシカ、
イヌなど、様々な種の動物が、

ミラーテストに、
“失敗”している…


ええっ

まあ つまり、サルのある種類
や犬なんかも通らない、
高い知能を必要とするテストに

パスしている人間以外の
動物なのですね…

WIKIの英語版によると、
この高い知能とは
何を指すかというと、

道具の使用、年間を通して
食べ物を隠して
蓄える能力、

さらに人間が持つ
“エピソード記憶”


(エピソードやストーリーを
関連付けて、物事を
記憶できる能力)

をもち、(ええっ、ちょっとすごい)
自らの経験を使って、
同種の個体の行動を予測できる。

さらにさらに、各々の子供の(小鳥だね)
大きさに比例させて、
食べ物を切り分ける能力。

捕らえられた状態にいる場合は、

人間の声をまねたり、

定期的に道具を使って、
自分で鳥かごの掃除をする。

というのが目撃されている。
(たしかにYOUTUBEとかで、
家の中で、
英語を話すカササギの動画があったわね…)

野生では、自分たちで群れを
組織して、複雑な戦略を
用いて、

狩りをしたり、捕食者と立ち向かう。
そうである。。。。

とこんなことを
よんじゃったら、すごい動物さまさま…

という感じがしてきた。
それに加えて
2020年の3月くらいから

フランスはロックダウンに
入ったことも あって、
この鳥たちをもっと近くで

観てみたいと思ったのですね。

なので、まず、近所の
ペットショップに行って、
カササギ 専用の餌とか

庭なんかにおく
餌ばこはないか、
聞いてみた。

お兄さんの答えは
専門のものはないよ
だったけど、

雑食性だから、みみず とか
フルーツとかナッツとか
肉とか なんでも食べる。

と言われたので、
ピーナッツは?ときいたら、
いいんじゃないかな
と言われた。
 
私は
かささぎだけを
呼び寄せたく、

小さな鳥や、はとや、カラスは、
ゴメンだな…と思った。
それで、まずは、殻付きの

南京豆を(大きいから
小鳥には無理なサイズ)を

何気に、家の入り口のテラス
わきにある台所の窓枠の下に、
数個 ポロポロって、おいて

様子をみてみた。
4~5日したら、
あら まあ、

来たわ、来たわ かささぎが、
チャンと、南京豆を、
もっていきはじめたのですね。

でも、一番初めの数週間のあいだ
えさをとりに来ていたのは、
体中に傷がいっぱいあって、

多分、片目もつぶれていたと
思う。

凄―く大きいんだけど、
かなり年もとっているような感じで、
私が、イメージしていた

「綺麗なブルーグリーンの羽と
白黒のぽっころしたおなか」
をもつハンサムな かささぎ 

じゃあなかったわね。
きたなーい感じの
老いた鳥でした。 

ふつうはつがいでいるのに、
それは、ひとりボッチで
きていました。 

きっとアウトローなのかな…
と思っていたら、

数週間するとその鳥じゃなくて、
もっと若くてハンサムなつがいが
来始めました。。。


今日はここまで。
パリ在住 英欧日ビジネスマッチング の
さきちゃんが語る 

英国欧州のよもやまばなし

カササギ 第2話の巻でした。

また次回!
A la prochaine ! See you soon !


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