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DV被害者男性に救いの手はない

昨日の夕方、娘と話してたら、妻が娘に「その人と話しちゃダメ!」と言って、それを聞いて自分の中で何かが崩れた。

そんな心無い言葉はよくあることで、今日は怒鳴られることもなかったのに、涙が止まらなくなり、呼吸も苦しくなった。これ以上妻から何か言われると壊れると思った。

洗い物をし、洗濯物をし、家事が一通り終わった22時頃、スーツケースに5日間くらい困らない程度の荷物を詰めて、家を出た。別にこっそり出たワケでもないけど、子供達は寝てて、妻はゲームに夢中で気付いてなかった。
もしもその気になった時のために遺書を書いていくか悩んだが、出先で書けるようにノートだけ持って出た。

家を出て、行く宛もなく、スーツケースを引いて歩きながら、24時間対応の市のDVシェルターに電話した。電話口の女性は、女性しか保護対象ではないので男性に対しては何もお助けできない、と言われた。それだけだとバツが悪かったのか、電話口の向こうで考えながら、近くにある病院の夜間外来へ行けと言ってきた。夜間外来に行っても病気じゃないならすぐ返されるのでは?と聞いたら、それは病院が判断する事であなたが決める事じゃない、と言ってきた。さらに子供は虐待されてないのか、明日の朝児童相談所に行けと指示してきた。完全に、今困っている「男性」の私のことは通り越して、女性と子供の保護のことしか喋らない。
話すのも苦痛になって切った。

結局、交番に行って助けを求めた。ひとしきり話を聞いてくれたと思ったら、深夜2時頃、妻に「旦那さんが交番にいるので迎えにきてください」と電話される。

妻が、警察の人には愛想良く迎えに来て、私は家に帰って、振り出しに戻った。すごく短い家出で終わった。そして何も解決しないまま、同じ地獄に返された。

結局いつも通り仕事へ行き、今日もこれから家に帰る。DVやモラハラの被害者男性の保護の窓口がないって、つまりこういうことです。お金は全て妻に管理されていて、少額のお小遣いしか渡されてないから、自分の力で別居や離婚することもできない。親族は他県にいて頼れない。

いつか、私が耐えられなくなって死を選ぶか、手を挙げて加害者になるか、そういう道しか残されてないと感じました。

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