新たなる挑戦に必要なエネルギー

子どもの頃本を読むのが好きでしたが、ちょっと難しい本は、読み始めた時は理解するのに時間がかかり読むスピードも遅いのですが、本の後半はスピードがぐんと上がったのを覚えています。慣れるまではとても大変でも、慣れたら快速に進むことができるという事です。

ピアノの教則本でも同じ事が言えます。
バッハのインヴェンション(2声)を全て修了し、シンフォニア(3声)に入った小学高学年のYさん。

今まで当たり前のように上は右手、下は左手で弾いていましたが、
3声になって真ん中のメロディを左で取ったり右手で取ったり…で、
頭の中がごちゃごちゃになっている様子でした。

「新しい段階、レベルが1ステップ上がった時の1曲めはすごく大変だけど、2曲め、3曲目になると慣れて来て平気になるから頑張ろうね!」と声をかけました。

5月から8月まで3ヶ月間受講したオンライン講座の先生が
「自転車のペダルは始めは重い。でもだんだん軽く漕げるようになる」
「新しいことは成長か、プラスしかない。同じことの繰り返しは進歩なし」


大変だからと言って新しいことへの挑戦を止めてしまったら
道は拓けないという事。
先生の言葉には重みがありました。

殻を破って新しい境地に入るのは、物凄いエネルギーが要りますが
そこを乗り越えていくうちに自分が次なる段階に変革していくのだと思います。

今はとても大変なYさん、
逞しく乗り越えて次なるステップに進んで欲しいと思います。

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愛知県稲沢市 ピアノ教室ドルチェ

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