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ごくごく浅く、和に親しむ「私、宇治茶ムリエになりました」

前から気になっていた、宇治茶ムリエ講座を受講しました。

去年までの応募要項など見ていても、
人気で、すぐに定員いっぱいになるようです。
以前に受けたうじちゃ〜る検定以降
毎月送られてくるメルマガに募集が出るのを待ち続けてました。
今年はオンラインでの講座になり、たまたまお休みの日にも講座があったので受講が叶いました。

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↑この検定で気をよくし、日本茶検定に挑戦しました。
最初は意気込んで勉強していたものの、
仕事の繁忙期に突入すると思いっきり失速。3級止まりとなりました。無念。

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まだまだ、アドバイザーやインストラクターを目指す勇気はありません。
でも、何か勉強したい。

宇治茶ムリエ講座について

この講座は、京都府山城広域振興局が、行っています。いつもは、山城地域の色んなところで開講されるようです。
宇治茶ムリエ講座の内容は、宇治茶の歴史や生産状況を学ぶ座学と、宇治玉露の淹れ方実習で1時間。タイミングが合い、予約が取れれば誰でも参加できます。

オンラインの為、資料や茶葉、スプーンなどは事前に郵送してくれていて、
当日は茶器とお湯を用意してPCの前にスタンバイです。

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今回は宇治玉露。
お高いかなりいい玉露を送ってくださいました。
嬉しすぎる。

せっかくの玉露なので
気合い入れて、茶器を購入しました。

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宝瓶急須、湯冷し、茶碗。優しい色で手触りもよく気に入ってます。

お茶の淹れ方4つのポイント

美味しいお茶を淹れるために大切なこと。
①お湯の量
②お湯の温度
③茶葉の量
④浸出時間

はこの4つ。
茶葉に適した温度や時間を知ると
いつもの茶葉も更に美味しくいただけます。

また、使うお水は軟水を使います。
お湯は蓋を開けて、3〜5分沸騰させることもポイントです。

玉露ってどんなお茶

玉露は高級なお茶で、日本茶カフェなどで頼むと1000円くらいします。
元のチャ自体は同じでも、新芽の生育期間に遮光を20日以上行い、揉みながら乾燥させるという手間をかけて作られます。
日光を遮ることで、光合成で増加する渋み成分のカテキンを抑え、旨み成分であるテアニンの比率が増えるのです。
覆い香と呼ばれる海藻のような、青海苔のような香りが特徴。旨味の多い、甘いお茶です。

美味しい玉露を淹れてみよう

(2人分)
茶葉は6g
お湯の量は60ccくらい。

①湯冷しにお湯を入れ、人肌程度(40℃くらい)に冷ます
②茶碗2つに8分目くらい冷ましたお湯を入れます。
③茶葉6gを急須に入れる
④急須の茶葉全体にそっとお湯を注ぎます
⑤蓋をせず、茶葉がお湯を吸って、黄緑色に変化していきます。約90秒ほど
⑥注ぐときは、均等になるよう交互に茶碗に注ぎます。
旨味の詰まってる最後の1滴まで。
⑦茶托に乗せて、心を込めて「どうぞ」とお出しします

1煎目注ぎ終わったら、蒸れすぎないよう、急須の蓋を軽くズラしておきます。

玉露の適温は1煎目は40℃くらい。
低い温度だと、苦味や渋みのカテキンやカフェインが出にくく、旨味が多い。
甘くまろやかな味に感動です。

2煎目では、10℃ほど高めのお湯で。

湯温は、器を移すたびに、10℃下がると言われています。参考までに。

玉露は、低温でゆっくり茶葉が開くので、何煎でも飲めるそうです。

捨てるにはまだ早い

美味しいお茶を楽しんだあと、すぐに捨てちゃうのはもったいない!
身体にいいビタミンや食物繊維はまだお茶に残ったままなんだとか。

玉露などの柔らかい茶葉は、しっかり開いたあと、ポン酢でお浸しにすると美味しいです。
私は、少し塩して、おにぎりにするのも好きです。

おまけ  煎茶の美味しい淹れ方

(2人分)
茶葉 6g
お湯 120ccくらい

①お湯を70℃に冷ます
②急須に6gの茶葉を入れる
③茶葉全体がお湯に浸かるよう、急須に湯を入れる
④45秒〜1分待ちます
⑤茶碗に均等に交互に注ぎます。
もちろん、最後の1滴まで。
⑥茶托に乗せて、心を込めて「どうぞ」

目指せ!世界文化遺産

世界に類を見ない技、味、文化。
世界の喫茶文化の発展に貢献してきた世界の宝。
宇治茶の文化的景観を世界文化遺産に!
との推進運動を行なっています。
微力ながら、私も今日からは宇治茶ムリエとして、宇治茶普及に尽力していきたいと思います。

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