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日記 2024.3.18-24

3月18日

久しぶりにのんびりと過ごせた日。まだ残りの本番もあるものの、そこまで切羽詰まってやるべき曲もなく(いや、あるにはある)ゆるく過ごした。めちゃくちゃ溜めている録画のバラエティを少し見た。
嬉しくて何度でも書いてしまうが今年は花粉症がいつもより平気なので、今日は久しぶりに洗濯物を外干し。風が強すぎる中取り込んで、畳んだあとに少しくしゃみが出たが、それ以外は平気で嬉しい。
『パッキパキ北京』(綿矢りさ 著)、読了。

3月19日

午前中は来客のため家で練習ができなかったため、買い物へ。今までは使っても意味ないしなぁと思っていたアイライナーと、春らしいカラーマスカラを買う。一重、奥二重さん用のビューラーを探しているが、売ってない。書店にて、遠藤周作のエッセイが3冊も売っていて買う。本との出会いは一期一会がモットー。遠藤周作の小説は手にとってみたいが、あらすじを読むと難しそう…と思ってしまってエッセイばかり読んでしまっている。あと今年生誕100周年だという安部公房の本も気になる。
楽器店にて楽譜も見る。最近ギロックの魅力に気づきはじめた。子どもでも弾きやすいシンプルで短いが、とても美しい、表情豊かな曲が多い。ギロックの楽譜を2冊購入して、午後から早速弾いてみた。弾きながら、きれい…とうっとりしたり、ここおしゃれ!と思わずニヤッとしてしまったりと楽しい。息抜きにギロック、いろいろ弾くぞ。

3月20日

家で練習の日。ヴィオラの伴奏譜にグリッサンド(しかも黒鍵)が出てきてつらい。数回やっただけで、もう爪の付け根の皮膚が内出血みたいになった。今までソロでもグリッサンドの出てくる曲をあまり通らずに来ていて、不慣れ。痛くなくグリッサンド出来るコツとかないのかなぁ。連弾の曲は、意外と指の運動!独立性!みたいな箇所がたくさん出てきて侮れない。もとはオケの曲だから、オケの音源を聴けばフルートが軽やかに駆けていく旋律。バシッと決めたい。
練習するし、と思ってハンドクリームを塗るのを先延ばしにする→水を使うの繰り返しでハンドクリームを塗り損ね続けていて、手の甲が荒れている。もう良い加減クリーム塗らないと切れ放題になるところまできているので、ちゃんと気にして塗る。
『め生える』(高瀬隼子 著)、読了。

3月21日

合わせ2件。明日のコンサートの合わせは、バーっと通してちょっとすり合わせて、あとは雑談。なぜかこの人とは話が止まらなくなる。明日が学生生活最後の演奏とのことなので、伴奏で華を添えられたら。
午後は指揮の練習のお手伝い。専門ではないというのもあってか、私にとっては弾きにくく感じた。多分好みの問題でもある。小ぶりな指揮よりもダイナミックに指揮してくれる人との方が合わせやすい。オーケストラ奏者はどんな指揮者が来ても合わせなきゃいけないので、大変そう。
いつも料理をする時はレシピを検索してその通りに作るが、今日は検索して美味しそうと思った料理のレシピがLINEブログで投稿されたものらしく、サービス終了により見られなかった。料理の完成写真は見られたので、そこから味付けを想像して自己流で作る。でも美味しくできた。

3月22日

夜コンサートで、午後から稼働。リハーサルの時は音の粒がぼやけていると指摘されたが、本番になるとお客さんが入ってホールの響きが変わり、ちょうど良くなった(多分)。
リハーサルから本番まで時間があったのでコンビニで買い出しをした。ローソンでフルーツがたくさん売っているのを見て食べたくなったいちごと、レジ横でそそられた、からあげくんのスガキヤ味も買う。あとは必需品の水(1ℓ)。同じ楽屋になったのが、伴奏で来ていた学生時代の同期だったので、喋り倒す。まとめると伴奏やってると色々あるよね〜という話。仕事は自分から取りに行く!とガッツ溢れる様子は自分には真似できないな…と少し気後れした。本番は、今までで一番良い出来だったのではないかと思う。昨日の合わせで「余力があって調子が良ければやります」と言っていた最後のキメもしっかり入れて、ソリストの学生生活の有終の美にふさわしい演奏だった。

3月23日

なんてことのない休日。少し譜読みを進め、午後からは用事を済ませた。令和ロマンが表紙になっているVOCEを買いに行ったが、街の書店ではどんどん本が少なくなっている気がする。雑貨やプラモデルやゲームが幅を利かせてきている。読みたい本を買いに行っても、小説ならだいたい売っているが、歌集や日記はこの辺では買えないので、都会に出て大型書店に行くか、こじんまりとしていてもこだわりのある品揃えのお店に行かなければならない。ネットで買ったら楽だけど、本ってやっぱお店をぶらぶらしながら買いたい。
『猿の戴冠式』(小砂川チト 著)、読了。あんまりしっかり理解できていないような気もするけど、このわからなさが癖になる。

3月24日

午前中にさっと買い物を済ませ、来週のいろんな曲たちの練習。春はいちごがたくさん売っていて嬉しい。いちご味のお菓子もたくさん売っていて嬉しい。
年明けから怒涛の譜読み&本番ラッシュで、譜読みスキルが上がったような気がする。自分で想定するよりも仕上がるのが早い。あと隙間時間を侮ってはいけないことや、弾いてなくても譜読みはできるということを実感したので、これからも譜読み間に合わない!と苦しくなったらこれらの方法で乗り切ることにする。

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