見出し画像

心に残る発表会、開いてみませんか?


こんにちは!

marbleです。

ピアノの先生にとって大事な仕事のひとつ、

それは「発表会を開く」ことです。

初めて発表会を開催しようという時、何から始めていいのか悩みますよね。

私が初めて1人で発表会を開こうとした時、感じた不安を書き出してみますね。

発表会どうやって開催するの

初めて発表会を開くのだけど、どんな準備が必要なんだろう?
生徒の数が少ないけど、発表会はできるんだろうか?
会場の予約はどうやってするんだろう?
どんな選曲、どんなプログラムで作っていいかわからない
1人で発表会を取り仕切れるか不安
お便りの作り方や、時系列がわからない
生徒さんに喜んでもらえる発表会のアイディアはないかな?
よその先生はどんな発表会をしているのかしら?

おそらく同じようにこれからピアノの発表会を開こうと思っている多くの先生も考えていらっしゃることではないでしょうか^^?

もちろん、お友達の先生や同業者の先生に聞くこともありますが、事細かに聞く、となるとちょっと遠慮してしまいますよね。

そして、ピアノの先生って発表会を開くためのスキルも必要。

どんなスキルかというと、

★企画力、構成力などを持っていること

★生徒さん、生徒さんのご家族、お手伝いのスタッフ、会場のスタッフ、業者さんなど全方位へ気遣いができる視野の広さ

★発表会開催のための必要な仕事を見つけて、効率的に動ける対応力

必要な書類の作り方

などです。

どういった仕事が必要なのか自分でやってみないとわからないですし、誰も教えてくれません。

日々、本番までにしっかり仕上がるように生徒さんへのレッスンをしながらですから効率的な仕事の仕方を見つけるというのがすごく大事なんです。

ピアノ講師は、実際イベント開催・運営でどんなことをしたらいいか?という分野に関しては素人なんですよね(汗

また、

発表会を重ねていくうちに、こんな問題にもぶつかります。

どうして発表会を開くのか?

★何のための発表会なのか?
★どういうことを見せるべきなのか?
★何を学ばせるべきなのか?

生徒さんに、

「発表会費ってこんなに高いんですか?近所の公民館とかならそこまでかからないと思うのですが…?」

と、昔言われたことがあります…。

「あらー、その日家族旅行の予定を入れてましたー。だからうちはいいですー」

とか…。

先生側からのアナウンスがしっかりできているかという問題と、なぜ発表会を開くのか?という主催の先生の確固たる信念のようなものが必要であるとひしひし感じました。

その上で一番大事なのは、

心に残る発表会を開くこと

「心をこめて」発表会の場を提供することです。

その一回一回、定期的に生徒の皆さんの心に残るものを作り上げることは、教室の活性化だけでなく、生徒さんとの信頼関係も強くなります。

私は、だいたい2年に一度のペースで発表会を開いています。

最初の2回の合同発表会を含め、トータル13回の発表会を開いてきました。
毎年開催されている先生が多いので、そんなに回数的には少ないと思うかもしれません。

ですが、私は発表会がある年は、丸ごと一年発表会モードで全精力を投入しています(笑)今年一年がんばったから、翌年は休んで英気を養い、また発表会の年がやってくる、というサイクルですね^^

ある年、生徒さんにこんなふうに言われました。

「先生!お疲れ様でした!ほんとうに素敵な発表会でした!プログラムも素敵だったし、ああいう発表会なら2年に1回じゃないとやれないですよね。生徒さんも一生懸命で感動的でしたー!」

と、発表会後の最初のレッスンでお邪魔した生徒さんのお宅の玄関を開けた瞬間に、生徒さんとお母さんに拍手で迎えられたことがあります(笑)

とても嬉しかったエピソードでした。

生徒のみなさんが納得し、協力して同じ方向を目指した発表会を開く。

まさしく「心に残る発表会」を作ることができたのではないかと感じました。

この記事では、そんな発表会を開くために、

★ 発表会を開催する先生のマインドの持ち方
★ そのまま真似できる、ここまで準備しておけば安心の仕事のマニュアル

を作りました。


今回は、それを大公開します!

私はいまだに発表会を開催する時は、自分で書いたこの記事で確認しています(笑)

初めて発表会を開く方、将来的に発表会を開きたいと思っている方、よその先生はどんな発表会をしているんだろう?という方にも参考にしていただけると思います。

私が経験してきたことを、実際私が行なっている具体例をあげながら、初めて発表会を開く方にも一回目から一人でやり遂げることができるようなものにしたつもりです。

このご時世、やむを得ず発表会を取りやめるケースもありますが、いつかはまた生徒さんみんなが集まって開催できることを願って、今のうちに改めて「発表会を開催」する手順を勉強し、晴れて発表会を開催する時の参考になれば幸いです。

そして、実際に私も常に使っている書類のサンプルなどもどどん!と多数掲載しました!25年〜の経験のすべてです。全部真似していただいて大丈夫です!

ではさっそく、いってみましょうー!


ここから先は

57,141字 / 101画像

¥ 3,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?