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いったりきたり

久保さん、皆さん、こんにちは。
南波です。

そうですね、ほんと、洗濯のことを思うと、最近のお天気は悩ましいですよね。
でも最近の私はもう、天気予報を見て「こりゃ乾かないだろうな」と思ったら諦めて、山になった洗濯物をそのままほったらかすようにしています。色々試しましたけど、どんなに努力しても室内干しはがっかりな結果に終わるので。
数日洗濯していなくて「着るものがない!」と息子に言われても、「あるものでなんとかして」と言えば、大抵なんとかなります。
だいたい息子は汚れてるもの汚れてないもの関係なく、脱いだものなんでも洗濯物かごに出してしまう。だからそこを漁ればまだ着れる服は必ずあるはずなんです。

中1になった彼の洗濯物についてさらに言うと、ズボンのポケットにマスクがつっこんだままだったり、タンクトップとTシャツを重なったまま脱いでそのままポイとしていたり、そういうのもよくあります。そういうものの後始末は私はしたくないので、見つけ次第決まった場所に戻すようにしています。
「・一枚ずつはがす ・ポケットの中を確認する 以上2つのことをやってから洗濯物かごに出して下さい」と書いた段ボール箱があって(もちろん書いたのは私)、そこにアウトな洗濯物を戻していくんです。

そんなことをしてもアウトな洗濯物は一向に減らないのですけどね。中にはセーフなものもあるのでそれはもちろん洗濯するのですが、アウトなものを箱に戻しても戻しても、洗濯物かごの中のセーフの割合は増えるわけでも減るわけでもなく、連日、アウトとセーフが半々くらい入れられています。

子育て、24時間稼働の乳児期や、イヤイヤに振り回される幼児期をとうに過ぎ、だいぶ子どもと言葉が通じるようになったな〜、楽になったな〜、と思っていましたが、思春期という新たなステージを迎え、また「これで大丈夫なの?」と思うことが増えてきました。「大丈夫なの?」は「息子が」とか「私が」ではなく、「息子と私の関係性が」。
まだまだべったり、膝に乗ってくることもありますが、大喧嘩して、お互いひどいことを言って、「今日のことが彼の心に根深く残りませんように」と祈る日もあります。いったりきたり。
細かなことに深刻になり過ぎず、できるだけなんでも笑って流していけるといいなと思っていますが。

『一緒に生きる 親子の風景』東直子(福音館書店)

こちらは最近読んでいる本です。月刊『母の友』に連載されていた東直子さんの子育てエッセイがまとめられています。歌人でいらっしゃる東さんの文はもちろん、塩川いづみさんの絵も素敵。
息子にぷいとされた日も、これを読むとあたたかい気持ちがよみがえります。

今日は蒸し暑かったですね。
久保さん、皆さん、また新しい一週間お元気でお過ごしください。

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