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いきをするみたいに

久保さん、皆さん、こんにちは。
だいぶ寒くなってきましたね。

ナンキンハゼの葉っぱが色づいて、硬そうだった実も少しずつポンポンとはぜて、ポップコーンみたいになってきました。
キジバトやカラスなどの大きな鳥からコガラなどの小さな鳥まで、一日中、色んな鳥がやってきてはチョンチョンと実をつついているのが見えます。

久保さん、お母様の具合はいかがですか。退院されたとはいえ、ご無理なさらず、ゆっくり静養されますように。
お父様がお母様の味を再現できるというのはすごいことですね。唐揚げも、次回はお父様にお願いすればきっとお母様レベルに美味しいのを揚げてくれますね。

実は私の母も先日から入院しております。転倒して足の骨を折ったのです。
もうさほど若くはありませんので、骨がくっついたらそれで安心かというとそういうわけでもなく、先のことはまだあまり想像がつきません。想像しないようにしているというか。
きっと良きように物事は流れていくでしょう、と信じて毎日を送っています。
これは、誰かにとって、たとえば母にとって、とか、私たち家族にとって都合のいいように、という意味ではなくて、もっとみんなに共通している広くて大きな流れが、もっとも良い形で動いていくのでしょう、そうなるようにできているのでしょう、だから信じて身を任せましょう、みたいな気持ちです。私ひとりがここでピーチク騒いでもしょうがないのでね。

「踊る」「主婦」そうでしたね。この話、実は初めてではなかったですね。
オーディンションの時に久保さんがこのキーワードを使って発表をされた話はこれまでにも聞いたことがあったと思います。きっと何度もこの話をしているのですね私たちは。そのくらい強烈な経験だったのですね。
久保さんは他の方の発表もしっかり観察して「貴重な財産」と書いてらっしゃって、えらいなあ。私は全然だめだったなあ。
いや、もちろん勉強になったと今は思いますけれども、その時はもう緊張し過ぎたりびっくりし過ぎたりして逃げ出したかったですから。

今はだいぶおばちゃんになって図々しくもなって、少々のことではポキッと折れない心になってきましたけど、それでも目の前に課題が迫ってくると、「はー、くるよ、くるよ」と内心ドキドキしますので、どんなことも息をするみたいにふつうにやってしまえたらいいのに、と、よく思います。「2分でしゃべって」とか「何かやって」とか「対応お願いします」と突然言われても、すぅー、はぁー、みたいな感じで、いつの間にか終わらせられてたらいいですよね。できないけど。
まあできないんだけど、でもいつも、何をしてても、「自分ちの庭にいるつもりでいよう」と心がけるようにしています。自分ちの庭、ないけどね。でもここは自分ちの庭なんだ、って思うようにしています。

ピアノを弾いたり絵を描いたりするのも「すぅー、はぁー」って感じでできたらいいなと思っていて。

もも

絵、描くのすごく楽しいんです、最近。

ぱん

でも籠を編む時や服を作る時は「よぉーし、やるぞー!」と気合いを入れないとだめなんです。
まあそれはしょうがないのかもしれない。毎日のご飯作りだってまだ気合いいるんだし。

これからどんどん寒くなりますけど、星あかりもろうそくのあかりも綺麗で、いい季節ですよね。
久保さんちの薪ストーブにあたりに行きたいなあ。
皆さんもあたたかくしてお過ごしください。

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