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ポジキ内速度スキル(バレボン固有など)の弱いとこあれこれ

こんにちは ぴあです(*'-'*)

前回のカプ杯はとても書いておくべきことが多いと思っていたのですが負けてしまい説得力が無くなったので記事を挙げれずすみません
勝率は良かったのですが結局のところ自分の甘えが決勝の敗因となったので精進していきたいですね


とまぁ目に止まった話題としてバレボン固有が水マル固有より弱いという話の記事になるのですが、結論を言えば実際に弱いコースは多いです
固有というよりポジキ中の速度スキル全般の具体的な弱さの説明としてはこちらのツイートなど

基本的にはポジキ終了後~終盤前に速度スキルを出しまくる動きが強いというのは経験則で皆知ってることだと思いますがその差を仕様的な面から言えばこのあたりだと思います
逃げは2位以下に用意されてるモードの方が強く設定されてる為逃げ1位におけるポジキ中の先出しスキルは温存されたスキルに対して明確な不利がつきます
勿論追い抜き側はカーブ外側で不利とかマイルならスピードイーター先に決める方が強いとか他の要素もありますが同条件ならポジキ内で先に出した方が負けです
先差追にとってもペースアップの機会を得ることやペースダウンモード(以下PDM)が消えた後の方がベターなことを考えれば速度スキルはポジキ後の方が強いという認識で概ね正しいでしょう

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具体的な数字としては同性能のバレボンと水マルが固有だけで東京2400mを走ると仮定した場合
まずバレボンが中盤入って即『オペレーション・Cacao』を出すので
0.35m/s×12s=4.2m 前に行きます
2400mのセクションは100m毎でポジキ終了は丁度1000m地点
中盤は400m地点からでポジキ残数は6回(600m)
ポジキの判定CTは2秒、100mが約5秒なので1セクションで判定は2.5回ずつ
ただモード中は判定発動しない?とすると3回モード引くのが上限でしょうか?(ちょっとここは詳しくないのでわかりません)
確率から計算するのは置いといて同じ3回モードを引いたと仮定すると
1位のスピードアップは 19.6×1.04=20.38 m/s
2位の追い抜きは    19.6×1.05=20.58 m/s
0.2m/sの速度差が5s続き1セクションにつき1m
これが3回あるので3m差が詰まって1000mのポジキ終了を迎えます
あとは水マルが『グッと来て♪Chu』を出して4.2m稼ぐと3m離して先頭で終盤に突入するという流れです

この3mという数字1.2バ身ですが スキルで言うと2400mの脱出術が
0.35×7.2s=2.52m なので2位に控えてるだけで1位よりも金スキル1個分以上稼げます。中々強い

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他の弱い要素としては4.5m以上離すとスピードアップの機会の損失が起こることや後方脚質のペースアップを誘発しやすくなる(逆にPDMの回避も)など

まず4.5m以上離してスピアップ機会を減らすというのは超絶弱いです
いや4.5m離してる時点でライバルの逃げに対してはカンスト有利を取ってるので損失はあれど1位突入はできそうだから気にしなくていいと言えそうですが、そっちではなくスピードアップが減るということは先差追いに対して取れるアドを減らすということです
こちらの方がとても重要です

逃げは最初のスタートから最後のゴールまで地続きで全ての効果量が連なって全部出し尽くして戦う戦法であり逃げ競りが強い理由がスピードアップと追い抜きの出し合いにあります(何度も書いてますが)
例えば地固めで稼いだ1バ身は最後の瞬間、vs差しに対しての1バ身勝利に繋がっておりvs逃げ用だけでなく全相手に対するアドです
例え逃げのライバルが居なくても、長距離だと地固めの有利分がモード差で速攻消え去るとしても、結局全相手に対するスキルとしてはコスパ最強の推奨スキルだったりするわけです

この中でスピアップの機会損失の具体的な数字は2400mなら
19.6×1.04=20.38m/s なので1回でその差 0.78m/s×5s=3.9m の損失になります
3.9mといえばオペカカが4.2mでしたのでほぼ固有1個分です
vs先差追を考えれば痛恨の痛手です

強い逃げデバフなどでエースを牽引する戦法では追い抜きモード利用なので0.98m/s×5s= 4.9m ですがこっちは牽引役が前に居る限り全ての速度アップ効果が地続きであり続けるのでどうスキルが出ようが問題ないです(固有吐いたのに抜けない牽引相手にアンスキ大丈夫かというのはありますが)

という感じでモード1回逃す度に差される確率が跳ね上がっていくので逃げならポジキ内で固有出しても4.5m離されない相方はほしいですね
市民権を得てきた逃げ2戦法というやつです

ちなみに
3200mになると大体1セクション7秒程度なので
18.8m/s×0.04×7s = 5.3mの損失 (オペカカ5.6m)
1200mになると1セクション2.4秒程度なので
20.8m/s×0.04×2.4s = 2mの損失 (オペカカ2.1m)
になります
1200mで2位の逃げを4.5m離す事は中々ないと思いますが単騎逃げは多くありましたので一応
カプ杯でファル固有が終盤ジャストで出た場合10m程稼いでたようなのでスピアップ5回分ということですね(強い)
加速の比重が高すぎました

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後方脚質のペースアップについてはこれまで何度か書いてきた逃げ牽引によって自分の賢い後ろがライバルの賢くない後ろより前に出やすいというのもあるのでメリットにもデメリットにもなり得ます
一応過去のイメージとしてはマイルだとポジキ中に固有を出したファル子がポジキ後速度スキル山積みの先行エルに捕まっていじめられてた頃水マルが登場しエルを封印したエピソードなどは思い出されます

強い先行をPDMで落せる期待もあるので自分の採用している戦略次第で有利不利が変わると言えそうですが、しかしながら逃げはモードの移行確率が先差追のペースアップモードよりも高く設定されていてモード有利を搭載している為モードの押し付け勝負こそが本懐と言えるのでこれは望むべく戦いと言っても良いと思います


少し話は逸れますが強い後方脚質がPDMで死ぬというのは周知の事実だと思いますが極まってくると逆に強い場合が考えられます
それがこちら

PDMは速度スキルで解除されるので速度スキルを繋げ続けると逆噴射することなくどこまでも前に出れるというわけです
あまりにもギャンブルで現実的じゃないですが将来中盤スキルが増えまくってくると廃課金向け戦法として確立される時が来るかもしれません

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また他の要素としてスピードアップモードと固有の出だしが重なると加速中なので無駄が発生するというのもあります
これは私は気にかけていなかったので取り上げてた方は細かいとこまで見てるんもんだなと勉強させてもらいました

具体的にスピードアップモードで増える速度は2400mなら先ほど書いたように 0.78m/sですのでパワー1000Aの加速度 0.42m/s^2だと加速時間が1.8秒ほどかかります
ちなみにパワー1200Sだと加速度 0.48m/s^2で1.6秒

意外とかかりますね
スピアップ5秒のうち1.8秒が加速中なら効果量は4/5程度
モード終了後の減速中に関しては中盤の減速が0.8m/s^2なので1秒程度
詳細計算はしてませんがこれまで書いてた数値の90%くらいが実際の効果量でしょうか

2400m12秒の固有の内1.5秒ほど固有の効果を損する可能性があるのは少々痛いところですね
2400mはまだいいですが1200mだと6秒の固有の内2秒弱スピアップの加速に飲まれる可能性があります。確率は高くないですが被るとかなり大きい

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というわけでポジキ中速度スキルの弱い点を書いてきましたが
一応今のアクエリ杯ではポジキ後の中盤がずっと急カーブだったり(内回りなので角度が外回りよりきつい)スピードイーターを先にキメていくのが強かったり(後から1位になってもイーターは大体闇に飲まれてる)スピアップと追い抜きのモード差も中長より減り、マイルでパワーの比重がまだまだ高めな事からファル子やバレボンの方が有利と考えています
実際試した感じ強かったので机上の計算だけじゃ見えてこない部分も多いですね

関係無いですがバレボンよりチョコボンの方が呼び方が可愛いのでチョコボン派に改宗しようかなと思いつつバレボンで記事を書いてしまいました
情勢を見ていきたいところです

基礎情報の確認みたいな内容でしたが改めて整理できたのは良かったです
他にもポジキ内スキルの不利な点や有利な点は出てくるかもしれませんが今回はこんなところで
それでは~(*'-'*)ノシ



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