幻の区間賞
みなさんこんばんは
NTT西日本の石井です。
タイトルから察する人も多いかもしれませんが、今回は満を辞して全日本大学駅伝のお話をしようと思います。
自身の陸上人生(むしろ人生そのもの)においてターニングポイントになった大会ですので、記事も非常に長くなると思いますが、お付き合いのほどよろしくお願いします。
また、過去の栄光を話すこともあり、場合によっては自慢話のように聞こえてしまうかもしれません。
そこはご愛嬌ということで。
(不快な思いにさせないようになるべく気をつけます。)
前置きはこれくらいにしておいて、早速始めていきます。
第50回全日本大学駅伝
第50回 全日本大学駅伝対抗選手権大会
日程 : 2018年11月4日
記録 : 第1区(9.5km) 27分25秒 区間賞(OP)
もう3年前になるので、当時のことはあまり覚えてないな〜
…ということはなく、割と覚えていたりします。
ターニングポイントっていうくらいですからね。笑
色々話していきたいと思うのですが、ダラダラ書いてもアレなので区間賞の話を中心に進めていきます。
日本学連選抜での区間賞は史上初の快挙でした。
TV中継でも区間賞と1着が別になるという珍しい事態に。
SNSでも"どっちが区間賞?"と話題になっているのをエゴサしながら見ていましたよ。
そんなエゴサをしている中、目に止まったのが
「幻の区間賞」という言葉でした。
それを見てどう思ったか。
いいですね〜"幻"っていう響き
ミュウみたいやないですか(ポケモン脳)
マジレスするとこれが最初の感想です。
"伝説"ではなく"幻"。特別感があって好きです。
結果的には記録も残り、幻ではなくなったわけですが。
そもそも日本学連選抜チームというのは、惜しくも予選通過できなかった母校の想いを背負い集結した特殊なチーム。
その母校の想いがあったからこそ、区間賞の走りができた
…という綺麗な話ではありません。
(あれ、この展開デジャヴ?)
もちろん母校の想いがなかったわけではないですよ。
区間賞を取ることができた1番の理由ですが
はっきり言います。
"こ、ここで勝てば有名になれる!!"という欲です。
かなり正直で汚い欲ですが、これくらいの貪欲さがないと最後の競り合いは勝てないなと区間賞を取って改めて思いました。笑
裏話
真剣(?)な話が続いたので、ここからは大会の裏話になります。
興味がないという方はブラバしてください。
(ブラバってもはや死語?)
大会3日前に大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Directがあったのですが
そこで参戦が発表されたのがケンとガオガエンでした。
めちゃくちゃテンション上がりましたね!!
ちなみに23時放送開始で約40分でした。早く寝なさい。
その翌日には、jogがてらホテルから約3kmのZepp Nagoyaまで走りに行って、ガールズバンドSCANDALのLIVEの音漏れを聴こうと企んでいました。
流石に蜻蛉返りしましたが。笑
今思うとなかなかぶっ飛んだことをしていたと思います。
ここだけを読んで
"区間賞の秘訣はスマブラと音漏れ"
と勘違いしないでくださいね。
(学連選抜チームがスマブラみたいに垣根を越えたチームですけど違います!)
上の方で話した区間賞の話が台無しになりますから。笑
それなりにリラックスしていたということです。
(それを考えると、これも区間賞に繋がったのかな?笑)
おわり
長く、そして熱くなりましたが、今回はここまで。
繰り返しになりますが、自分の人生において本当にターニングポイントになった経験です。
大事な経験なので、このnoteを書くにあたっては本当に色々考え、時間をかけました。
未だに、初めてお会いする人から全日本の区間賞の話をしていただくことがあります。ありがとうございます。
その度に、あの時頑張って良かったと思える反面、あの時以上の活躍はまだできていないと実感させられます。
この経験を超える次なるターニングポイントを求めて、日々精進して参ります。
これからも応援のほどよろしくお願いします。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!
最後に
いよいよ今年も全日本の季節がやってきます。
先日も出雲駅伝を観戦して、学生のみなさんに活力と焦りを頂きました。
数日後に全日本大学駅伝を控えている学生ランナーの皆さんは、緊張されていると思います。
母校の想いというのは力をくれる反面、プレッシャーにもなると思います。
想いが重いと感じたら、自分の欲のためと思うのもアリなんじゃないかと思います。
少なくとも自分はそれで楽になりました。
まあ極論を言うと何を考えて走っても正解はないので、自分の正解を探しながら頑張ってください!
陰ながら応援しております。
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