期待感を欲する30歳
30歳になると本当に人生上から下まで差がすごい。年齢が一緒のテレビで見る他人なら目をつぶることもできる。だが知り合いだけでも、上を見れば、
・自分の進むべき理想を見つけ、大成功まであともう少しなところまできている奴。
・大企業の主役部署に所属し、家庭を持ち、一等地のタワマンを買い、順調に出世のコマを進めている奴。
・遊び呆けているが、社会で模範とされる幸せは切り捨て、自分を突き詰める奴。(ゲームも本当に極めればこの領域までいけるかも)
僕はどれにも属していない。Fラン大卒の僕の周りの99%はどれにも属していない。
人にもよるが、僕は、楽しそうに生きている奴らが直視できなくなってきた。かつて諦めた「自分もこうありたい」という欲が、今更、押し寄せて来たのだ。我ながら意味が分からない。
僕の10代の頃の目標は、「生きている間に、人が当然得るべき幸せを全て得る」だった。心境としては、「自分には特別な才能はないので、少しの努力で手に入るものは、極力得てから死のう。」というものだったのだが、そんなもの多すぎて、回収なんてできっこないことを社会人になってから知った。気づくのが圧倒的に遅い。だったらもう、見知らぬ道に一歩踏み出し、他が手に入らなくてもいいと思える、自分の目標・生き方を見つけるしかなかったのだ。本当は。
ここ1か月、仕事で忙殺されることが減り、自分の事を考える時間が増えた。仕方ないので、その他99%の中でせめて後悔が少なくなるよう生きようかとも思いはじめた。当初目標から今更切り替える度胸はないので、せめて色々経験してみようと考えた。
そう考えたとき、ゲームとネットのやりすぎが著しく生活に制限をかけていることに目を向けざるを得なくなった。前の2件の投稿はそういった背景からきている。
本田圭佑が夢ノートとかいう物を売って儲けていた時、心底「きっしょw」とか思っていたが、今になってプライベートやりたいことリストを作成している。。。内容はいずれも、ちょっと行動すればすぐ手が届きそうなものばかりで、非常にショボい。
自分でも、哀れすぎて笑えるが、同時にこれからの自分の人生が少し楽しみなのだ。おそらく3か月持たないだろう。それはそれで笑い話だ。
人生を満足させるのはやはり期待感だな。実際の状況が変わっていなくても心持ち次第だ。コロナ後のボーナスの心配ばかりしている場合ではない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?