2023年で出会った事〜音楽編〜

この2023年は私にとって音楽での出会いが多かった年になりました。
2023年の年明けは、2020年から続いていたコロナ禍が落ち着きをみせ、
ぼちぼち公民館の音楽室や音楽スタジオでの練習ができるようになってきて、
そろそろ本番をと言ってた時でした。
私は3つのバンドに所属しているしています。

一つ目は、大阪市中央区が拠点の福祉をテーマに
活動しているボランティアオーケストラ。
ここは歌謡曲などで見られる編成でサックスやピアノもあります。
主に子ども向けのコンサート、老人会など大きめの地域イベントの本番が主にあるオーケストラです。

二つ目は、兵庫県猪名川町や川西市を中心に活動するアンサンブルグループ。
小さい単位の猪名川町の公民館、川西市の施設などの本番が中心。
ソロ演奏もする事があり、鍵盤ハーモニカも吹かせていただいております。
このグループの編成は、フルート、オーボエ、クラリネット、チェロ、ピアノという編成で規制品の
木五やその他アンサンブルの楽譜を上記編成に書き換えて演奏しています。

三つ目は、中学生時代の時の吹奏楽部のメンバーで編成されたバンド。中学校のOBOGバンド。
介護施設や大阪ふ豊中市のイベントなどを中心に活動しているバンドで吹奏楽だけでなく、
リコーダーアンサンブル、最近はハンドベルも始めるなどマルチなバンドです。
吹奏楽の編成は、フルート、トランペット、ユーフォニアム、チューバ、打楽器の編成。
ここでは昭和の歌謡曲を得意として、編曲は私が原曲に
近くなるようにオリジナルで書いております。

この三つ目のOBOGバンドでとある介護施設での本番があるので、
新たに昭和歌謡曲メドレーを作ろうとなって、コロナ禍の間に
NHK連続テレビ小説で放送されたエールの主人公の
モデルの古関裕而さんの曲で作ろうとなりました。
どんな曲があるのか、どんな人なのか、服部良一さんや古賀政男さんとの関係など
YouTubeなどで色々調べておりました。
2023年最初出会いとなった昭和初期の歌謡曲を歌い伝える、
東京大衆歌謡楽団という富山県出身の4人兄弟のバンドの動画が出てきました。
これはすごく強烈な出来事で、動画を見入ってしまい、
私もだいたい昭和初期の曲知っている方だと思いますが、
知らない曲がたくさんあり、唄で長男の髙島孝太郎さんの声に引き込まれて
そこに、次男の髙島雄次郎さんのアコーディオンがすごくいい雰囲気を出しており、
三男の髙島龍三郎さんのウッドベースで時にはティンパニーのように聴こえる低音、
四男の髙島圭四郎さんの心地よいバンジョーの刻みが絡み合ってすごく癒され元気をもらえた感覚になりました。
東京大衆歌謡楽団さんの事を調べたら、東京浅草や上野などでの街頭演奏、
神社の奉納演奏、昔スケボーやったてた事、バンドが結成された経緯など知りました。
東京大衆歌謡楽団が結成された時期を見たら、私たちが介護施設に慰問演奏し始めて
昭和初期の歌謡曲をやり出した時期と同じくらいでした。
もちろんメンバーにもこの出来事を話しをしたら、さらに昭和歌謡曲で
あれもこれもやりたいねとどんどんアイデアが出てきました。
これは絶対勉強になるし、生のステージを見ておきたいと、ホームページで調べたら、
5月の大阪府大東市の野崎観音で行われるのざきまいりで2日間ステージ演奏される
という事で早速スケジュール押さえました。
(と言いながら夜に猪名川町の練習が入ってしまい楽器を持って参戦することになりました)
そこに観に来ているお客様は当然ですが母親以上の年齢の方ばかりで、
野崎観音を車で来られた方もいるとは思いますがあのなが〜い階段を
登ってきたのかとびっくりしました。
初日の演奏が終わり楽譜を書いているであろう雄次郎さんと唄の孝太郎さんに、
「勉強させてもらいにきました」とお話ししに行き「え、どういう事?」とお二人に聞かれましたが、OBOGバンドの事を話ししてお礼を言い2日目も観に行き、
初日とは違うセットリストでマイクの電源が飛ぶというハプニングもありながら、
終わった後、龍三郎さんに龍三郎さんが弾くウッドベースの音が好きな事を伝え、
圭四郎さんには私はバンジョーはアメリカの民族楽器という事しか知らなくて、
その事を言ったら前のめりでバンジョーを語ってくれました。(ちょっとびっくりした)
孝太郎さんと雄次郎さんには2日間の感想と感謝を言わせていただきみなさんとお話しできて嬉しかった。

昭和歌謡は昔ラウンジのピアノ演奏もどきをしていたので
少しですがOBOGバンド以前から知っている曲は
ありましたし、今の歌謡曲より好きです。
自分が編曲するようになってちゃんと曲を知ろうと野ばら社さんが出版している昭和の名歌思い出の曲450曲を
購入して歌うのは難しい(苦手な方)のでフルートで吹いてみたり、ピアノで弾いてみたら、
これがなかなか難しい。楽器で演奏できないんだから歌えるわけないわ!っと。
これを唄っているその時代の歌手の方ってみなさん
実力があった方ばっかりだったんだと実感しておりました。
現在それを歌いこなす孝太郎さん本当にすごいと思います。
その後、6月の香川、8月のお初天神、11月の能登と
ちょっと離れたところに観に行くぐらいハマってしまいました。
2024年も行けるライブは行かせていただきます。

出会い二つ目はこの東京大衆歌謡楽団の付き人をしている、
若い3人バカボンドバンドのいちばん若い門中七兵衛くん(芸名だよ)が演奏している
パンデイロという楽器を知り、これも調べていくとブラジル発祥のタンバリンで、
ドラムセットの代わりもできるし、持ち運びもコンパクト。
パンデイロの名手マルコス・スザーノの演奏聴いてかっこいい〜と。
打楽器は学生の頃からずっとやってみたかった楽器で習いたいと思い続け
ドラムやカホンの体験レッスンに行きましたが、曜日や時間が合わず断念し続けておりました。

出会い三つ目、パンデイロ叩けたらと動画を探していたらすごく丁寧に解説してくれているパーカッション奏者
TAKAFUMIさんに辿り着き、パンデイロだけでなく
他の楽器もレッスン動画見ておりました。
TAKAFUMIさんのレッスン動画見てタンバリンとカスタネットが増えました(笑)そしてメンバーシップにも加入。
旧TwitterのXでも繋がり、面白い楽器や創作したものとか
時々コメントしてみたり楽しく見ております。
関東方面に行くことあったらぜひレッスン受けてみたいです。
それと太鼓がいっぱいのお部屋も見たい(笑)
がやはり自己流になってしまうし、変な癖がつきそうで、ラテンのこともっと知りたいと思いが募りました。

出会い四つ目、パンデイロを教えもらえるところを探したところ、
なんと家から歩いて10分ほどのところにドラムとパーカッションを教えて
いただけるプロの方を見つけて、すぐ体験レッスンに申し込み、
月一回のレッスンをしていただくことにしました。
翌日には谷町九丁目にあるどらむ村ACTさんへ行き自分に合うパンデイロを買いました。
今は色々なサンバのリズムを教えていただき、サンバって
こんなにたくさん種類あるんだと新たに発見でとても楽しいです。
そして先生もたぶん歳が近いのではと。例えが私が子どもの頃流行ったものが出てくるので。

そこから繋がりガチタンバリン奏者大石竜一さん、アコーディオンの都丸智栄さん、パンデイロの木川保奈美さん
などの存在を知り音楽の輪が広かった事。

よくよく考えてみたら東京大衆歌謡楽団さんを知ってから
ライブでパンデイロを知りレッスンに通うようになってまた新しい輪ができ
刺激的なだったと思う一年でした。

明日から2024年になります。
OBOGバンドは春頃の本番に向けてまた新しく昭和歌謡メドレーを編曲します。
予想はつくと思いますが、今NHKの朝の連続小説で放送されている
ヴギウギの中で流れている曲をやろうとメンバーと決めました。
トランペットがハイトーンばかりでしんどいでしょうが頑張ってくれるそうです。
その他、昭和の私たちが子供の頃に流行った曲、
数曲もする予定です。

楽しく演奏できて、しかも編曲もさせてくれて、
どハマりしている東京大衆歌謡楽団さんに出会えたのはやはり、
元々を辿ればOBOGバンドで演奏する機会があって、編曲した事がきっかけで昭和初期の歌謡曲に
触れた事でした。
依頼を持ってきてくれた介護施設で勤めているメンバーに感謝ですね。

2024年最初の本番は福祉オーケストラの童謡コンサートで、
子どもたちと一緒に楽しみます。

そしてこれからも色々挑戦していきたいと思います。
応援よろしくお願いします。そして遊んでください笑
もっとパンデイロ練習してパーカッションデビューできるよう精進します。

2024年もみなさんにとって素敵な一年になりますように。

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