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初期パーキンソン病の方にこんなにも運動を勧めている理由

皆さんこんにちは。

パーキンソン病専門鍼灸師のてっちゃんです。

新人鍼灸師や鍼灸学生に向けて在宅の臨床現場で必要な情報をわかりやすく発信しています。

皆さんはパーキンソン病の方に運動が進行を遅らせるのに有効なのはご存知ですか?

今回は、なぜPD Cafe オンラインではヤール1〜2の方々にこんなにも運動を勧めているのかについて解説したいと思います。

【PD Cafe オンラインとは】
PD Cafe代表の小川順也さん(理学療法士)が運営しているパーキンソン病の方が運動継続するための特化型オンラインサロンです。
このサロンでは、理学療法士・言語聴覚士・鍼灸師・管理栄養士など様々な専門家がライブ配信などをしているので学ぶことが出来ます。
また、参加者同士での繋がりも作ることが出来るオンラインコミュニティです。
鍼灸師でも学べますのでとってもオススメです。

詳しくはこちらの動画をご覧ください

また、そもそもヤール1〜2っていまいち分からない人もるかもしれないので復習しておきましょう。

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要するに、ヤール1〜2は「比較的症状は軽度な状態の方」ということです!

PD Cafe オンラインでは、これまで運動の重要性をパーキンソン病の方に発信し続けてきました。

今なぜこんなにもしつこく運動の重要性を発信し続けているのか。

「運動が重要なのは誰だって知ってるよ」

という方は沢山いるんじゃないでしょうか。

「パーキンソン病の進行を遅らせるのに運動は有効である」
という論文は数多く出ており、ご存知の方も多いと思います。

ただ、ここで重要なポイントとしては、「軽症者である方」という前提があるのはご存知でしたか?

正確には「軽症例のパーキンソン病の進行を遅らせるのに運動は有効である」というわけなんです。

これがPD Cafe オンラインの対象者が「ヤール1〜2の方」としている理由です。

ヤール3以上になってしまうと、運動の有効性が下がってしまって、改善も中々見込めなくなってしまいます。。

進行してしまうと効果が見込めない大きな理由の1つに
「必要な自主トレーニングを自分1人で実践出来なくなってしまうから」
が挙げられます。

ボクが普段、訪問で担当している方はヤール3-5なんですが、自分1人で運動が出来ない状態になっている為、訪問の運動を「するしかない」状況となってしまいます。

ただ、そういった医療保険を使った訪問の治療時間は週に1-2回しか出来ないのもあって、それ以外の週5-6日は何も出来ていないケースが殆ど。

そういった方々が進行してしまって悔しい想いをこの10年してきました。
そんな中でたどり着いた結論としては
「軽症のうちに、いつまでも元気な状態でいる為のサポートをしたい!」
という事でした。

そのためにも、
「最近体の調子が落ちてきてしまったなぁ」
と悩んでいる方々をそのままには絶対したくなくて、今の内に食い止めて元気な状態を取り戻して欲しい!

進行して辛い想いをしているパーキンソン病の方々を何百人と見てきたからこそ強く感じています。

そう思ってPD Cafe オンラインでは小川さんと話し合い、3ヶ月間の集中グループトレーニング「集中GOT」を2人で作り出しました。

【今行っている集中的な運動は、10年後の自分を創り上げる!】

この記事を読むと運動の重要性がさらに分かります!

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