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ボクがHAMTライブラリで書いている記事一覧

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HAMTライブラリで書いている記事一覧です。有料(月額1,000円)なので購読している方のみ見ることができます。 ■書いているコンテンツ ⚪︎フィジカルアセスメント ⚪︎運動療法 ⚪︎…
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#鍼灸院

在宅鍼灸師が地域で活躍するためにすべきこと

みなさんこんにちは。HAMTライターのてっちゃんこと白石です。 今回は地域で活躍したい在宅鍼灸師に向けた記事になります。 最初に皆さんに質問です。 1.在宅鍼灸師の皆さんは、なぜ在宅医療の現場に進むことを選んだのでしょうか?在宅鍼灸師が在宅医療の現場を選ぶ理由って、実際に色々な方から聞いてきましたが本当にたくさんあるんです。 まず、「高齢者医療に興味がある」という理由が圧倒的に多く、高齢者の生活の質を向上させるために、鍼灸の技術を活かしたいと考えているそうです。 また

フレイルの全体像を掴もう。未病との違いと診断基準を考える。

こんにちは。てっちゃんです。 今回からは高齢者医療に携わる鍼灸師として、フレイルについて解説していきたいと思います。 なぜ今フレイルなのか? 在宅医療に携わっている方であれば既にご承知の方も多いと思います。ただ、正確に答えられるかと聞かれると理解が曖昧な方も多いのではないでしょうか。 早速ですが質問です。以下の5つの質問に回答できる方はこの記事を読む必要はありませんので、概要は十分理解しているレベルだと思います。 上記の質問にサクッと回答できなかった方は、これを機会に

患者にとって”真に必要なこと”。3つのステップで見つけ出そう。

こんにちは。てっちゃんこと白石です。 問診シリーズもあっという間に4回目となりました。 これまでに、ステップ1-3では、「入室してからご挨拶し、症状の全体像を掴む」という段階まで解説してきましたが、今回はいよいよステップ4! ここからは各論に入っていくので、「いわゆる問診っぽい話」をしていきたいと思います。 「じゃあ今までの話は問診じゃなかったのかよ」 という皆さんの心の声がここまで届いてきそうですが、むしろ前回までの記事の方が”問診の本質”を突くような話でもあります。

問診のカギは”声かけと沈黙”。思ったよりも会話を引き出せないあなたへ。

こんにちは。てっちゃんこと白石です。 問診シリーズもあっという間に3回目となりました。 前回のステップ1-2では、「入室してからご挨拶するところまで」という問診の前段階について解説してきましたが、今回はいよいよステップ3! ステップ3”抽象”のフェーズとは、上記の説明にも記載しているように、 「問診を通してお困りの症状の全体像を掴む」 ということを目的としています。 要するに、”問診の総論”みたいなもんです。 「そんなの当たり前やん」と言ってしまえばたしかにそれまで

在宅での問診力は超重要。臨床現場で問診が上手くいかずに悩んでいるあなたへ。

こんにちは。てっちゃんこと白石です。 前回からスタートした問診シリーズ。 「問診のクセに問診してないじゃん」という批判覚悟で作った第1回目の記事でしたが、思ったより反応が良かったのでホッとしました。。 購読者の方からのご意見もいくつか紹介しますね👇 さて、今回は2回目となる今回は"信頼"のフェーズについて話を深めて行きたいと思います。 1.信頼フェーズとは何か問診は前段階でいかに”話したい相手”と思わせるかが問診をより良いものにするかの成功の秘訣でもあります。 ”

問診に”印象”って必要なの?在宅鍼灸師に最低限必要なマナーとは。

こんにちは。てっちゃんこと白石です。 今回から新シリーズ! 問診について複数回に分けて連載していきたいと思います。 問診にはどのような流れがあるかというと、以下のような5つのステップがあると考えています。 この図を見てみると多くの方は3〜5のようなスキルばかり専門的に学びがちではないでしょうか。 また、 「印象とか問診とは関係ないんじゃない?」って思うかもしれませんが、実は1と2がめちゃくちゃ大事です。 ”印象”や”信頼”のフェーズは学校教育や臨床現場でも学ぶ機会が

【無料記事】HAMTライブラリの中で読んで欲しい2つの記事〜在宅鍼灸ならでは〜

ども、HAMTライブラリ編集部のてっちゃんです! 今現在、200近くある膨大なコンテンツとなった『HAMT〜在宅鍼灸師のためのライブラリ〜』ですが、「何から読んで良いのか分からない」という方のためにオススメ記事を紹介していきたいと思います👊 今回考えた条件はこちら⬇ HAMTの主なターゲット層が「在宅医療に携わる1-3年目までの鍼灸師」であることから、記事も基本的には在宅現場で必要となる知識・技術を中心にお伝えしています。 ただ、実際のところ在宅現場だけでしか使えない

鍼灸師が訪問現場で知っておきたい”熱中症対策”〜基本編〜

こんにちは。てっちゃんこと白石哲也です。 ここ最近では、ジメジメした天気が続いており、体調を崩している患者さんも増えてきているのではないでしょうか。 梅雨が明ければ本格的な猛暑へと突入するので熱中症患者さんが急激に増える時期となります。 在宅医療に関わる鍼灸師としては、熱中症から患者さんを守る対策は極めて重要な役割の一つでもあります。 そこで今回は熱中症に関する理解を深めてもらい、適切な対処ができるようになってもらえたら嬉しいです! 熱中症に対する実践編はこちらもご