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ボクがHAMTライブラリで書いている記事一覧

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HAMTライブラリで書いている記事一覧です。有料(月額1,000円)なので購読している方のみ見ることができます。 ■書いているコンテンツ ⚪︎フィジカルアセスメント ⚪︎運動療法 ⚪︎… もっと読む
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#運動療法

鍼灸臨床現場で活かせる”足と歩きの診かた”

こんにちは。てっちゃんこと白石です。 これまで運動療法・フィジカルアセスメント・カルテの書き方といった基礎的なテーマについて解説してきました。読者の方からの相談では臨床についても語って欲しいというご意見をいただく機会も多いので、今回から”足と歩きの診かた”についての記事を書くこととなりました。 いきなり歩行や足の評価について語っても訳が分からなくなってしまうので、今回は”足を評価する上での最低限必要な基礎知識”について出来るかぎり臨床に即した部分に絞って解説したいと思いま

延命だけでなくADL&QOLにもアプローチしよう。透析患者に対する鍼灸師の関わり。

ども、HAMTマガジンでフィジカルアセスメント&運動療法を担当しているてっちゃんです。 今回は透析に関するフィジカルアセスメントと治療法に関して解説していきたいと思います。 在宅現場で働く鍼灸師にとって、透析患者さんは出会うことの多い疾患の一つです。 世界全体では200万人に達しており、本邦においても透析患者さんの数は年々増加傾向にあり、2012年時点で30万人を超えています。 透析医療水準の発展も相まって長期延命も可能となり、今では透析療法を開始してから40年以上生存で

鍼灸師が押さえておきたい!運動器疾患に対する”ロコモ”ってなに?

ども、運動療法担当のてっちゃんです。 おしっこ担当のあごげんさんが今月と来月がお休みとなった為、ボクの方で運動療法とフィジカルアセスメントの記事を投稿させていただきます! 今回は今話題の「ロコモ」について解説したいと思います! みなさんは「ロコモ」って聞いたことありますか? 日本整形外科学会による平成24年度の調査では、認知している国民の割合は なんと17.3%!!めちゃくちゃ低い認知度ですね。。 厚生労働省が進めている健康日本21(2次)の中で、認知度の向上を目指

運動療法で確実に押さえておきたい原理原則

皆さんこんにちは! フィジカルアセスメントに引き続き、運動療法も担当しているてっちゃんこと白石哲也です。 この連載では【訪問現場で使える運動療法】について、ボクの経験も踏まえつつ、お伝えしていきたいと思います。 この連載では、新人在宅鍼灸師いくちゃんと共に解説していきたいと思います。 皆さんもいくちゃんと同様に運動療法に対して苦手意識を持っている人は多いんじゃないでしょうか?それはそうですよね。 理学療法士が4年かけて勉強するコア科目を、独学で学ぶのは分からないことが

臨床で確実に押さえておきたいROMの原理原則

皆さんこんにちは! 運動療法担当のてっちゃんこと白石哲也です。 この連載では【訪問現場で使える運動療法】について、ボクの経験を踏まえつつお伝えしていきたいと思います。 前回は運動療法の原則について解説しましたね。 第2回目となる今回はROMの原理原則について話していきたいと思います。 ROMは国家試験にも必ず出てくるので皆さんご存知ですよね? 何の略かというと、ROM(アールオーエム)はRange of Motionの略で日本語では関節可動域と呼びます。 ※「ロム」

臨床で確実に押さえておきたいROM実践のコツ

皆さんこんにちは! 運動療法担当のてっちゃんこと白石哲也です。 この連載では【訪問現場で使える運動療法】について、ボクの経験を踏まえつつお伝えしていきたいと思います。 ※鍼灸師・鍼灸学生向けの非公開チャットコミュニティもやっています 第1回:運動療法の原則 第2回:ROMの原理原則 第3回となる今回は前回の原理原則を踏まえROMの実践をお話していきます。 実際の臨床では具体的にどのようなポイントを意識して実践するのかは悩んでいる人も多いのではないでしょうか? 今

臨床で確実に押さえておきたいMMTの原理原則

皆さんこんにちは! 運動療法担当のてっちゃんこと白石哲也です。 この連載では【訪問現場で使える運動療法】について、ボクの経験を踏まえつつお伝えしていきたいと思います。 第1回:運動療法の原則について 第2回:ROMの原理原則について 第3回:ROM実践のコツについて 第4回となる今回はMMTの原理原則についてお話していきたいと思います。 MMTはROMと同様、国家試験にも必ず出てくるので皆さんご存知ですよね? 何の略かというと、MMT(エムエムティー)はManu