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HAMT〜訪問鍼灸向け教育コンテンツ〜

200以上あるコンテンツが購読すればなんと全て読み放題!購読者限定の無料オンラインセミナーもあります。毎月数本の記事追加されます!各分野のプロフェッショナルな在宅鍼灸師が執筆担当…
各分野のプロフェッショナルな在宅鍼灸師が中心となって執筆。このライブラリを購読すると、在宅鍼灸の専…
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#鍼灸

HAMT〜訪問鍼灸師のための教育コンテンツ〜についてのご案内

1.HAMTライブラリとはHAMTライブラリは、在宅鍼灸師に向けた最高の学びの場を提供するオンラインプラットフォームです。各分野のプロフェッショナルな在宅鍼灸師10名が執筆を担当し、フィジカルアセスメント、リスク管理、経絡、中医学、泌尿器、プライマリケア、養生、運動療法、緩和ケアなど、在宅鍼灸のあらゆる専門領域に関する豊富な知識と経験をお届けします。  在宅鍼灸師必見の内容となっております。また、これから在宅分野に進んでみたい方にもオススメです。HAMTライブラリを購読するこ

経絡治療7つの魅力

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 最近の私の連載ではこれまで、十二経絡+任脈・督脈の流注(経絡の流れ)一通りみてきました。 ほんとは次は奇経の流注やっていこうと思ってたのですが、奇経を私の中で落とし込めてるとはいえないので、また後々にしたいと思いました。 今回は初心に帰りまして、経絡治療の魅力について書いていきたいと思います。 私のHAMT初回記事

マルチモビディティってなに?鍼灸師必須知識を理解しよう。

こんにちは!HAMTライターのてっちゃんこと白石です。 我々鍼灸師は、「鍼灸」の専門家として鍼灸治療を提供するのが基本的な役割です。ただ、訪問の現場では一歩引いた視点として「患者さんの意思決定を支える役割」を担う専門家としても関わる必要があります。 そういった役割を担う上で、フィジカルアセスメント・リスクマネジメントなど医学的な知識の研鑽も必要となります。 そんな皆さんに対し、今回は訪問鍼灸師必読のテーマ「マルチモビディティ」について解説していきたいと思います。 とは

7/10 「地域で活動したい鍼灸師向け”介護予防教室”実践術」セミナー視聴リンク

7/10に開催したセミナーの視聴リンクはこちらになります。 また、コミュニティもやっていますので良ければこちらより申請してください。 ※視聴期限は8月10日まで 下記のリンクよりご覧ください。

在宅鍼灸師が介護予防教室で講師をする上で必要な実践術

こんにちは、HAMTライターのてっちゃんこと白石です。 前回では、行政と連携し地域で活躍するために必要なアクションをお伝えしましたが、今回も前回に引き続き”地域で活躍したい在宅鍼灸師”に向けた記事になります。 今回はさらに、「実際に行政と連携し介護予防教室をやることになった際、何をしたら良いのか」について解説します。鍼灸師にとって介護予防教室は地域の方に対して活動する上で必須スキルになります。 私自身、介護予防教室での経験は比較的多くありますので、その経験をもとに具体的

『治る』とは何か?専門家の視点から見る治るについて考えてみた

こんにちは。鍼灸師のてっちゃんです。今回は番外編「治る」について。 今回はこの言葉の意味について掘り下げてみたいと思います。 この言葉は医療現場や日常生活で頻繁に使われますが、実際には人によって捉え方が様々で、正しい理解がされていないことも多いように感じます。そこで、今回は鍼灸師として、「治る」という概念について分かりやすく解説してみようと思います。 1. 「治る」とは?そもそも、「治る」という言葉には、主に二つの視点からの意味があると考えています。 一つは”医学的な視点

在宅鍼灸師が地域で活躍するためにすべきこと

みなさんこんにちは。HAMTライターのてっちゃんこと白石です。 本記事はこちらのセミナーでさらに詳しく解説しています。 ※7/15まで視聴可能 今回は地域で活躍したい在宅鍼灸師に向けた記事になります。 最初に皆さんに質問です。 1.在宅鍼灸師の皆さんは、なぜ在宅医療の現場に進むことを選んだのでしょうか?在宅鍼灸師が在宅医療の現場を選ぶ理由って、実際に色々な方から聞いてきましたが本当にたくさんあるんです。 まず、「高齢者医療に興味がある」という理由が圧倒的に多く、高齢者

【失敗談】訪問鍼灸で患者さんに嫌われるNG行動"2選"

みなさんこんにちは。HAMTライターのてっちゃんこと白石です。今回は私が「患者さんに嫌われる行動」についてのお話です。新人さんにとって訪問の現場で患者さんに嫌われてしまうであろう行動を知ることで少しでも日々の臨床で活かしてもらえたら嬉しいです。 在宅医療に携わる鍼灸師は、患者さんのご自宅に訪問して施術を行うため、通常の鍼灸院とは異なるコミュニケーションや配慮が必要となります。ちょっとしたNG行動が患者さんの信頼を失墜させ、最悪の場合には利用中止に繋がることも考えられます…。

4/24(金)「在宅臨床に活かす!問診力の磨き方」セミナー視聴リンク

4/24に開催したセミナーの視聴リンクはこちらになります。 また、コミュニティもやっていますので良ければこちらより申請してください。 ※視聴期限は5月15日まで 下記のリンクよりご覧ください。

【HAMT】脳卒中後疼痛の概要-鍼灸師の関わり:Post stroke pain-

今回のテーマ \脳卒中後の疼痛/ 【脳卒中後の疼痛の分類】 コロ「脳卒中後の疼痛を訴える人が多いです」 先輩「脳卒中患者さんの約50%に脳卒中後疼痛が出現すると言われるよ」 コロ「なるほど。通りで多いわけですね。」 先輩「また痛みの影響を受けている患者さんの約70% が日常的に痛みを経験しているんだ」 脳卒中後疼痛が継続することによる大きな問題は、「非運動症状」の出現です。主に認知機能の低下・疲労・うつ病・QOL低下・自殺傾向などを併発する可能性があることを注意し介入

結局なにすればいいの?ロコモの評価と実践編

みなさんこんにちは。HAMTライターのてっちゃんです。 これまで、前回から出てきた「ロコモ」。フレイル・サルコペニアと比べると聞き馴染みのない概念なので知らない人もいたのではないでしょうか。 個人的にはロコモが1番好きな概念で、鍼灸師との相性もめちゃくちゃ良いと思ってます。またロコモは在宅医療の現場で働く鍼灸師だけでなく、治療院で働く鍼灸師とも相性が良いので、治療院勤務の方もぜひご覧ください。 さて、前回までは「フレイルってそもそもなんなの?」について解説してきましたが

ロコモはフレイルより予防にオススメ。その理由を紹介します。

みなさんこんにちは。HAMTライターのてっちゃんです。 これまで、フレイルやサルコペニアと言われる「加齢に伴って衰えている状態」を指す概念については解説してきましたね。この2つの概念については違いも理解出来たのではないでしょうか。 ※読んでいない方はこちらの記事を読む前にご覧ください 今回はフレイル・サルコペニアと並んで有名な「ロコモ」について解説していきたいと思います。 正直、フレイル・サルコペニア・ロコモなど、似たような概念が乱立していることって我々医療従事者のみ

【HAMT】脳卒中後のうつ症状〜鍼灸師の強みを活かす関わり〜

「脳卒中を担当したけど、どうしよう?」 動作分析・歩行・予後予測など ⇩過去記事はこちらから⇩ 今回のテーマ \脳卒中後のうつ/ 【脳卒中後うつ概要】 コロ「患者さんの精神状態が不安定です」 先輩「脳卒中患者さんは運動麻痺など「目にみえる症状」と、精神状態を含めた「目に見えない症状」の両方に気をつけておくことが大切なんだ。」 コロ「30%ってかなり多いですよね。」 先輩「実際患者さんの主訴の多くは、麻痺や痙縮など運動機能にフォーカスされる場合が多いから、見落とされる場

鍼灸臨床で必要なサルコペニアの評価法

こんにちは。てっちゃんこと白石です。 前回はフレイルに続き、加齢に伴う衰えを表現する「サルコペニア」について基礎的なお話をしてきました。 「サルコペニアってなんとなく筋肉が衰えるやつだよね」 「フレイルとサルコペニアは何が違うの?」 と曖昧に捉えていた方にとっては新しい発見もあったのではないでしょうか。 忘れてしまったという方はこちらをご覧くださいね⬇️ 前回で述べたことからもお分かりの通り、「サルこペニアは筋肉量の減少か否か」だけで判断するものではなく、”サルコペニ