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HAMT〜訪問鍼灸向け教育コンテンツ〜

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あなたの知らない経絡の世界~肝経の巻・後編②(肝経と生殖器とDFL)

こんにちは。Hanaこと玻名城です。 今回は肝経と生殖器とDFLの関係について考えていきたいと思います。 というよりも、過去のゆーのすけさんの記事で肝経と生殖器とDFLの関係について解説するよう宿題をいただいたので考えます。 詳細な肝経の流注はゆーのすけさんの過去の記事で確認ください。 1.ディープ・フロント・ラインと肝経 先にDFLについて簡単に触れておきます。 DFLは「ディープ・フロント・ライン」の略で筋膜のつながりでおなじみアナトミートレインのラインの一つで

あなたの知らない経絡の世界~督脈の巻

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 最近の私の連載ではこれまで、十二経絡の流注(経絡の流れ)ひととおりみてきました。 そして前回は、任脈についてまとめました。 今回は、督脈についてまとめていきます。 督脈流注図 督脈の流注まず、経絡経穴の教科書に書かれている流注をみていきましょう。 胞中 (小骨盤腔)からはじまり、後正中線を上行し、腰部、背部、後

あなたの知らない経絡の世界~任脈の巻

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 最近の私の連載ではこれまで、十二経絡の流注(経絡の流れ)ひととおりみてきました。 今回は、奇経の1つ、任脈についてまとめていきます。 経穴だけを結んで覚えるだけなら、お腹側の正中を流れるシンプルなものですが、古典における原文の記述を紐解くとよりクリアに流注が見えてきます。 今回の、任脈は、多くの腹部募穴が含まれてい

あなたの知らない経絡の世界~肝経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経、三焦経、胆経、肝経(正経)の流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、肝経の正経以外の流れである、経別、絡脈、経筋についてまとめていきます。 今回でついに12経絡終えることになります!ついに! 前回の肝経の記事(前編)はこちら↓  (いいねし

経絡・流注から養生を考えてみた

こんにちは。 養生担当“ のぶ ”こと千葉宣貴です。 当月も宜しくお願い申し上げます。 ⇩ 購読はこちらから ⇩ 前回は在宅鍼灸師が養生するメリットをお伝えしました。 ⇩ 前回記事も読んでみてください⇩ そのなかで養生と施術のつながりをもつことが重要とかきました。 在宅鍼灸師は施術効果を高めたいという思いで休日も勉強しているのではないでしょうか? ただし、われわれが患者さんと関わる時間はたかがしれています。 その他の時間はコントロールできません。 患者さん自身に施

あなたの知らない経絡の世界~肝経の巻・前編

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 最近の私の連載ではこれまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経、三焦経、胆経までの流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、肝経についてまとめていきます。 肝経は、足の親指から始まり、足、脚、体幹、胸部、喉、顔、頭頂へと流れます。そして、主要な内臓(肝、胆、胃、肺)に絡みながら、体内の気の

なぜ、中脘穴から始まるのか。

こんにちは、hanaこと玻名城です。 今回はこれまで私が書いた記事を少し振り返っていきたいと思います。 以前、経穴の順番や肺経の流注について考察してみた記事を振り返ります。 過去の私の書いた記事では「中府穴」「雲門穴」から経穴、肺経が始まり、その理由について解剖学的に考察してみました。 ただ、HAMTの過去の記事で経穴の始まりは「中府穴」「雲門穴」では無いとあり、矛盾してはいけないので、一緒に再考していけたらと思います。 肺経の流注は中脘から HAMTの過去の記事で

なぜ頭の胆経の流注はジグザグなのか?

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 前回、胆経の流注について解説しました。 今回は,経絡の流注解説を一休みしてコラム的に書いてみます。 前回の記事でも解説したように、胆経は頭部の流注が実に複雑なことがわかります。 目の外眼角の外方から後頭部の方に行き、そこからまた前方の額へ行き、そこからまた後頭部へいきます。 このように胆経の頭部の流注は後ろへ、前

あなたの知らない経絡の世界~胆経の巻・前編

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 最近の私の連載ではこれまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経、三焦経までの流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、胆経についてまとめていきます。 三焦経ともに体の側面を担っている経絡が胆経です。 側頭部の頭痛や、臀部側部の痛みも伴う腰痛など幅広く使用します。 また、胆経は、全経絡の

あなたの知らない経絡の世界~三焦経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経、そして三焦経(正経)の流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、三焦経の正経以外の流れである、経別、絡脈、経筋についてまとめていきます。 ちなみに前回の三焦経の記事(前編)はこちら↓  (いいねしてくれると喜びます。) 以下の流注図を見ながら

あなたの知らない経絡の世界~三焦経の巻・前編

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経までの流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、三焦経についてまとめていきます。 三焦ってなんだ?ってところは、今回文字数的に書きませんが、前回の心包経の記事、解剖学的には心包や三焦は「間質」なんじゃと紹介しました。 今回調べていたら、三焦は、

あなたの知らない経絡の世界~心包経の巻・後編(経別・絡脈・経筋)

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 おはこんにちわ。ゆーのすけです。 経絡治療をおこなう上で重要な知識である”経絡”を再確認する意味を兼ねて流注解説をしています。 これまで流注解説シリーズとして 肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経(正経)の流注(経絡の流れ)をみてきました。 ちなみに前回の心包経の記事(前編)はこちら↓  (いいねしてくれると喜びます。) 前回の記事では、手の厥陰心

あなたの知らない経絡の世界~心包経の巻・前編

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまで、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経までの流注(経絡の流れ)をみてきました。 今回は、心包経についてまとめていきます。 突然ですか心包経といえばどんなツボを思い浮かべますか? 僕はよくツボ教室などでお話するとき、「労宮」を紹介します。 発表前など緊張してるとき、手のひらに人という字を3回