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2024年2月の記事一覧

【疲】を深ぼってみた

こんにちは。 養生担当 “ のぶ ” こと千葉宣貴です。 当月も宜しくお願い申し上げます。 ⇩購読はこちらから⇩ はじめに前回の記事では『うるおいと睡眠』と題して、うるおい(陰液)と睡眠のつながりで養生を考えました。 今回は疲労の【疲】の漢字から養生とどうつながるか書きます。 これまで養生は呼吸改善がスタートであり"軸"とお伝えしてきました。 呼吸と"疲"のつながりも当然あります。そのあたりも含めて"疲"を深掘りますのでよろしくお願いいたします!! ⇩前回記事はこ

【HAMT】脳卒中後のうつ症状〜鍼灸師の強みを活かす関わり〜

「脳卒中を担当したけど、どうしよう?」 動作分析・歩行・予後予測など ⇩過去記事はこちらから⇩ 今回のテーマ \脳卒中後のうつ/ 【脳卒中後うつ概要】 コロ「患者さんの精神状態が不安定です」 先輩「脳卒中患者さんは運動麻痺など「目にみえる症状」と、精神状態を含めた「目に見えない症状」の両方に気をつけておくことが大切なんだ。」 コロ「30%ってかなり多いですよね。」 先輩「実際患者さんの主訴の多くは、麻痺や痙縮など運動機能にフォーカスされる場合が多いから、見落とされる場

なぜ頭の胆経の流注はジグザグなのか?

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 前回、胆経の流注について解説しました。 今回は,経絡の流注解説を一休みしてコラム的に書いてみます。 前回の記事でも解説したように、胆経は頭部の流注が実に複雑なことがわかります。 目の外眼角の外方から後頭部の方に行き、そこからまた前方の額へ行き、そこからまた後頭部へいきます。 このように胆経の頭部の流注は後ろへ、前

鍼灸臨床で必要なサルコペニアの評価法

こんにちは。てっちゃんこと白石です。 前回はフレイルに続き、加齢に伴う衰えを表現する「サルコペニア」について基礎的なお話をしてきました。 「サルコペニアってなんとなく筋肉が衰えるやつだよね」 「フレイルとサルコペニアは何が違うの?」 と曖昧に捉えていた方にとっては新しい発見もあったのではないでしょうか。 忘れてしまったという方はこちらをご覧くださいね⬇️ 前回で述べたことからもお分かりの通り、「サルこペニアは筋肉量の減少か否か」だけで判断するものではなく、”サルコペニ