それでもダメだったら呪ってでも挙げろ

ウエイトトレーニングというのはよくできたもので。
競技の練習ができなくてもウエイトトレーニングならできることはあるし、どこか痛くてできないエクササイズがあっても代替種目があったりします。

でもウエイトトレーニングを普段からやってないと、よくわからん負荷だわ、大した維持向上が望めないわ、怪我が治ったらウエイトトレーニングはやめちゃうわなら、休んでいた方がマシなことも多いです。
普段からやっている人は代替種目を行うことで維持向上を図ります。

膝を深く曲げると痛いからスクワットができない場合はデッドリフトをやります。
これは膝の屈曲角度がデッドリフトの方が小さいからです。
それでも痛い場合はルーマニアンデッドリフトをします。
こちらの方がさらに膝の屈曲角度が小さいです。
それでも痛ければスティッフレッグドデッドリフトをします。

腕を挙上すると肩が痛くてスナッチができない場合でもクリーンならできます。
パワークリーンとべたしゃがみのスナッチは大体同じ重さでできます。
しゃがまなくてもいい、それでいて十分な強度でトレーニングできるというなんともありがたいエクササイズです。
手首を返すと痛い場合はスナッチプルにするとか。
べたしゃがみクリーンとスナッチプルは大体同じ重さでできます。
床からのスタートで膝を曲げると痛い場合は膝上から始めるか、それでも痛ければミッドサイから始めるとか。
スタート位置、キャッチの高さ、キャッチの有無等を工夫すればトリプルエクステンションに負荷をかけることができます。

押す系もインピンジメント等の問題でオーバーヘッドプレスは痛くてもベンチプレスはできるとか。
プレス系ができなくてもレイズ系ならできることもあります。
それでも肩が痛ければトライセプスエクステンションをするとか。
引く系もプルアップはできなくてもロウイング系はできるとか。
バーベルをかつげない場合や手で持てない場合はザーチャースクワットというのがあります。
僕はやった事ないけど。

腰が痛い場合はスクワットよりもランジの方が痛くないことも多いです。
という感じで何かはできることがあります。
脚の甲を疲労骨折してますだと流石にオリンピックリフティングやスクワット、ランジ等の下肢を使うエクササイズはできません。
レッグエクステンションやレッグカール等のマシンを上手く活用しましょう。
でもRFDがぁでもないです。
何年もマシンだけやり続けていればRFDが低下することもあるかもしれませんが、そうでなければ上手く活用すれば良いでしょう。

そもそも手の怪我をしていて物が持てないなんてこともあります。
そんな時もマシンは便利です。
マシンがない場合だと徒手で抵抗をかける方法もあります。
でも抵抗をかけてくれる人がいるとは限りません。
そんな時はチューブで抵抗をかけます。
体のどこかに引っ掛ければ何かはできます。

と言った感じで何かはできます。
それでもダメだったら呪ってでも挙げます。
とは言え心が休まらないなんてことも。
休むときは休んでしっかり治しましょう。

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