自己肯定感と社会的比較理論

皆さんこんにちは。

Mr.Tです。
気になるニュースを見ました。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-00050168-yom-soci
こちらのニュースです。金容疑者は寿司屋のレジから現金8万円を盗んだとして逮捕されましたが、東京警察病院から逃走。10日間に渡って逃げたかと思えば、最後はあっけなく「逃げるのに疲れたので、出頭したい」と警察に自ら電話し身柄を確保されたとのことでした。

さて、心理学の世界では社会的比較理論と言われていまして、人間は集団の中で自分への肯定感情を高めていく生き物だと言われています。例えば、歩いているおばあちゃんの荷物を持ってあげることは、実は自分の自己肯定感に繋がりますし、逆にクラスの子をいじめると逆に自分が傷つくのです。人間のそういった自分に対する感情って社会との関わりの中でしか生まれないんですね。

金容疑者が「逃げるのに疲れたので、出頭したい」というのも、いつ捕まるのかわからないストレスの中でずっと孤独に逃げ続けたら、社会との関わりはなくなり、そして自分の肯定感はどんどん下がっていくと思います。悪いことはするもんじゃないですね。笑

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