【読書メモ】やり抜く人の9つの習慣
本日はメンタリストDaiGoさんがYouTubeの動画で紹介していて興味を持った、『やり抜く人の9つの習慣』ハイディ・グラント・ハルバーソン 著の簡単な要約と読んだ感想、今後のアクションをご紹介します。
簡単な要約(9つの習慣とは)
1.目標を具体化し、目標との距離を把握しやるべきことを明確化する
2.目標達成への行動計画(if-thenプラン)を立てる。例)if(月曜朝8時になったら)then(ジョギング)する。
3.目標までの距離を意識し、自分の行動に対するフィードバックをする
4.現実的楽観主義者(目標までの厳しさを知りつつも攻略の手立てを練れる人)になる
5.自分の能力は伸ばすことができる。不向きと思っていることも必ずできるようになる。成長マインドを持って成長することに挑戦する。
6.グリッド:やり抜く力を持つ。苦手意識はハンディキャップになってしまうため、能力は変更可能なものであると信じる
7.筋肉を鍛えるように「意志力」を鍛える。意志力とは誘惑や目標につながらない行動にうまく打ち勝つ力である。
8.限りある意志力を有効に使うため自分を追い込まない
9.「やめるべきこと」より「やるべきこと」を決める。引き寄せの法則が逆に働いてしまわないようにする。
以上9つです。長くなりすぎてしまうので端折ってしまいましたが、内容おすすめなのでまだ読まれていない方は一度読んでみてください!(要約難しいですね…)
読んだ感想、特に印象に残っている箇所
自分の印象に残っているのは特に5番目の習慣、成長マインドと証明マインドのお話です。
証明マインドを持つ人は文字通り、「自分の能力を証明すること」をモチベーションに行動します。人からの評価を下げたくないから失敗したくない、負けたくない、といった気持ちを原動力に仕事やスポーツなどに臨みます。悪いことではありませんが、時に失敗のできない息苦しさや不安感と付き合っていかなければなりません。
一方、成長マインドを持つ人は「自分の能力を伸ばすこと」をモチベーションに行動します。やったことのないことや新しいことでも、自分の能力を伸ばすことができるかもしれない、という気持ちを原動力にして挑戦することができるタイプです。今まで気が引けていたことに対して前向きな気持ちで取り組むことができる他、成長マインドを持つことで失敗の落胆から守られる効果があると感じます。
本を読む前、自分は証明マインドを強く持っていたように思えます。例えば、やったことのない仕事はできないと評価を落とすからやりたくない、テニスのレベルの高い練習には恥をかきたくないから行きたくない、などと思っていた時期がありました。
しかし、証明マインドと成長マインドの話を知り、自分は今どちらのマインドに近い考え方をしているのか、ということを自問自答することで日々成長マインドに近づけていると思います。よく考えればやったことのない仕事で失敗しても失うものは何もないし、レベルの高い練習についていけなくても気にするような人はいないと思います。逆に成長するチャンスがある、と捉えて挑戦する方が自分にとってプラスになると腹落ちすることができ、今後も成長マインドを持ち続けたいと考えるようになりました。
まとめと今後のアクション
証明マインドと成長マインドの話に終始してしまいましたが、それ以外にもif-thenプランの話や拡張的知能感(能力は変更可能なものである)の話など、参考になる内容がたくさんありました。おすすめの一冊です。
今後のアクションとして、
・証明マインドと成長マインドの意識を持ち続け、自分の選択はどちらのマインドのもと決定したのか自問自動する。(常に意識できるようにPCのパスワードに設定)
・苦手なことでも必ずできるようになるため、今まで強く持っていた向き不向きの意識をなるべく持たないようにする。
ことを実施したいと思います。
あまり具体的でないのと、『やり抜く人』になるためのアクションなのか?など不安も残りますが(笑)、今の自分にとってはプラスになることだと信じて意識していきたいと思います。
長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
お読みいただきありがとうございます!この記事が皆さまのお役に立てたらとても嬉しいです。コメントもお待ちしています^^