■読書日記<第11回>ノンフィクションとフィクションとのあいだ
地政学的リスクの高い中央ヨーロッパで戦争が始まりました。これによって、政治、社会、経済など、いろいろと世界の構造が変わっていくようです。国際的には、米英の相対的な地位が下がり、ますます中露の存在感が高まることで世界の多極化が進み、種々の軋轢が進むのでしょうか。とにかく、ウクライナ侵攻がアフガニスタン情勢のように泥沼化しないことを祈ります。
呑気に読書を楽しんでいいのだろうかと、後ろめたい気もします。困ったものです。
≪今月の購入リスト≫
『感染症としての文学と哲学』福嶋亮大