「ドラえもんのび太と銀河超特急」が好きすぎる話【藤子・F・不二雄先生生誕90周年記念】
みなさんこんばんは。本日2024年12月1日は藤子・F・不二雄先生の生誕90周年です!そしてドラえもんは来年シリーズ45周年を迎えます!ということで今回は大好きなドラえもんについて語りまくろうと思います。
写真中心のアカウントだったはずなのに唐突にドラえもん?なんだ?って感じかと思いますが、実はひっそり細々と深夜語りシリーズというのを書いています。私の趣味的な部分というか、一見写真には関係なさそうなお話を時々しています。あと、急にテーマと関係ない雑談がいきなり始まったりします。
とはいえ、わざわざ記事にするぐらいなので、要するに私の思想や人格を形成しているものの一部みたいなものを知っていただくことで、私の感性の源流を共有できたらな、みたいなそういうテーマでお送りしています。
ではでは秋の夜長にしみじみとやっていきましょう。
1.そもそもなんでドラえもん好きなの?
なんでってそりゃ面白いからでしょ(完)
ってのは冗談ですが、とりあえずドラえもん愛溢れる私のツイートでもご覧ください。
てな感じで、ドラえもん愛がそれなりに伝わったかと思うんですが、少しだけ喋りますね。
物心ついた幼稚園時代?、私はもうすでにドラえもんと出会ってました。そう、生まれた時からドラえもんと一緒だったと言っても過言ではない。
とにかくドラえもんの長編映画が大好きだったようで、実家には最終的にほぼ全作品のVHSがずらりと並んでました。今思えばあれだけ揃えてもらえていたのは感謝ですね。今の時代、子供を一人で留守番させるのは〜とかあると思いますが、その当時はとにかくドラえもんさえ見せておけばいくらでも一人で留守番できていたようです笑
ドラえもんを通じて道徳を学びましたし、もしかしたら言葉も学び、音楽の好みの影響も遡ると原点はここです。もしかしたら写真にも影響が出ているかもしれません。
だから私はドラえもんを、そしてドラえもんという作品を親のひとりだと思っています。私を形作る大きなピースです。
30歳を超えた今でも時々長編映画は見ますし、息子が5歳でちょうどドラえもんが分かるようになってきた年頃なので、一緒になって観ています。息子にとって旧ドラ映画は少し古くささのある作品かもしれませんが、ぜひ私と同じようにドラえもんからたくさんの影響を受けて学んで育ってくれたら嬉しいです。最近は私の策略によりミニドラSOSにハマって何回も観ています笑
そんなこんなで、その作品を生み出した藤子・F・不二雄先生には心より感謝しています。親の生みの親なのですから、感謝する他ないわけです。90周年おめでとうございます。
2.大山のぶ代さんとお会いした時の話
とてもつらいのですが、大山のぶ代さんは2024年9月29日、お亡くなりになりました。90歳で老衰だったそうです。ひとりの親を失ったような感覚でした。失礼かもしれませんが自分にとってのぶ代さんはドラえもんそのもののような認識だったので、まるで親を失ったかのような気持ちになりました。私は水田さんのドラえもんも好きですが、やはり私を育ててくれたのはのぶ代さんの声のドラえもんだったので、特別な想い入れがあります。訃報を知った時、自然と涙がこぼれました。声優さんが全員入れ替わる時もドラえもんが終わってしまうような気持ちになりましたが、のぶ代さんの声を他の作品などで聞くたびに安心しました。
実は私が小学生の頃、大山のぶ代さんに直接お会いしたことがあります。細かい経緯は覚えていないのですが、地元中津川の文化会館で大山のぶ代さんの講演会がありました。それが父の会社の主催だったのかスポンサーだったのかよくわかっていませんが、とにかく父の会社内の子供で講演終了時にのぶ代さんに感謝の花束を渡す役目を担当する子供を探す話になったようなのです。それで前々からドラえもん好きだと巷で有名だったのか、その時父が手を挙げてくれたのか、真相は不明ですが、自分がその役に任命されたわけです。
その時は子供だったし何が何だかよくわかってませんでしたが、これはものすごいことですよ。本当に貴重な機会でした。講演会の内容自体は大人向けで、のぶ代さんの幼少期の話などがメインだったような気がします。私は舞台裏の楽屋のような待合室で小さなブラウン管テレビで遠めの会場の映像を見つつ、館内放送のスピーカーから聞こえてくるどことなくドラえもんボイスののぶ代さんのお話を薄らと聞きながら、心臓をバクバクさせつつ自分の出番を待っていたと記憶しています。
そして、お話が終わり、いよいよ花束をお渡しする時間です。
小学生には眩しすぎるステージの上に、自分が埋もれてしまうぐらい大きな花束を抱え(盛ってるかも笑)、のぶ代さんのところへ向かいました。
細かいところは緊張で記憶がありませんが、その当時の記憶としては鮮明に残っています。
そして花束を渡した後は記念撮影をそのままステージ上でしてただきました。これもまたものすごい貴重なこと…実家帰ったらその写真探してみよう。
そして最後の挨拶も終わり、完全に講演会が終了した後に、なんと大山のぶ代さんの楽屋にお邪魔できるという話に…
自分は人見知りを極めていたのでもじもじしながら断っていた記憶があります。それでもマネージャーさんや母の後押しもあり、少しだけお邪魔させていただくことになりました。でもね、自分があまりにも人見知りで何を喋ったらいいかもわからず、ほとんど何も喋れませんでした。「ドラえもん大好きです」ぐらいは言えたんだろうか。記憶がありません。
ご本人はメイクを落としている最中だったかでオフモードに入っているタイミングだったと思いますが、それでもとても優しそうな、それこそドラえもんのような方に私には見えました。
せっかくの貴重な機会なのに私は世界で一番ドラえもんが大好きなことを上手く伝えられませんでした。でも、そこで私の名前入りのサインをいただきました。今も実家に保管してあるはずです。家宝です。
帰りの車の中で母から「もっと喋ればよかったのにもったいない」と言われたような気がします笑
もしタイムマシンでその時に戻れるなら、感謝を伝えたいです。そして今でも変わらず、いや更にも増して大山のぶ代さんの演じるドラえもんが世界一好きだと伝えたいです。
のぶ代さんのドラえもんは多くの子どもたち、そして大人たちに笑顔や感動、そして生きる勇気をたくさん届けてくださいました。私の中ではのぶ代さんのドラえもんはずっと生き続けます。これからもずっとずっと観ます。ちなみにお亡くなりになられた9月29日は私の誕生日の翌日です。それがなんだって言われたら特になんでもないのですが、何かの縁を感じます。雲の上でもどうかいつまでも幸せでいられますように。今頃、藤子・F・不二雄先生や小原乃梨子さん、たてかべ和也さん、肝付兼太さんにもお会いになられているんでしょうか。心よりご冥福をお祈りいたします。ごゆっくりお休みになってください。
3.好きなドラえもん映画ランキング
しんみりしちゃいましたが、ドラえもん愛を語りたいのでここからは明るく行かせていただきます!ではまず好きな映画ランキングです。
のび太と銀河超特急
のび太のドラビアンナイト
のび太の宇宙漂流記
のび太の太陽王伝説
のび太の宇宙小戦争
のび太と竜の騎士
のび太のパラレル西遊記
のび太の大魔境
のび太と雲の王国
のび太と夢幻三剣士
いや、もうTOP5以下は全部同じぐらい好きすぎるんです。書いてない作品も全部好き…
その中でもぶっちぎりで好きなのが銀河超特急。その話は後でゆっくりと…
4.好きなドラえもん映画(旧作)主題歌ランキング
今度は主題歌ランキングですね。これ実は現在の私の音楽の好みにも大きく影響を与えることになってると最近になって気がつきました。
私の中の銀河(銀河超特急)
夢のゆくえ(ドラビアンナイト)
少年期(宇宙小戦争)
この星のどこかで(太陽王伝説)
雲がゆくのは(雲の王国)
夢の人(夢幻三剣士)
だからみんなで(大魔境)
君がいるから(パラレル西遊記)
時の旅人(日本誕生)
YUME日和(ワンニャン時空伝)
それぞれの曲について語ってると、無限に時間がなくなっていくので我慢します。
さて、ようやくタイトルの話です。
5.ドラえもんのび太と銀河超特急が好きすぎる件
銀河エクスプレスは本当に物心ついた時からめっちゃくちゃ数えきれないぐらい観ていて、リアルに数百回は観ていると思います。観ながら次のセリフもほとんどすらすら言えます笑
それぐらい大好きなんです。で、特に好きなシーンってのがやっぱりありまして、それについて語っていこうかなと思います。もちろん抜粋です。だって全部好きなシーンなんだから笑
そして上記のポストにも書いている通り、今年になって大好きな"ドラえもんのび太と銀河超特急"のBGMがメンデルスゾーンのクラシック音楽だったことを25年越しに知って驚愕したんです。だってまるで映画のために作曲されたかのように各シーンにあまりにもハマっているから言われるまで気づけませんよ!音楽先行でセリフや展開を作ったのでしょうか。これが藤子・F・不二雄先生が結末まで手がけた最期の作品と…素晴らし過ぎます。
調べるとメンデルスゾーンの楽曲を使用することについては、録音監督を担当された浦上靖夫氏のアイデアだそうで、とても素晴らしいお仕事をしてくださったみたいです。浦上さんが関わった作品群を見ただけで分かる通り、こちらの方も日本のアニメーション界をつくった偉人のお一人です。
最近のアニメでいうとコードギアス(アニメ版)なども担当されています。コードギアスも音と作品のリンクによる高揚感や臨場感が素晴らしいですよね。
銀河超特急、特に好きなシーン
旅立ち
かすかな汽笛と共に「真夏の夜の夢 序曲」が静かに流れ始め裏山に銀河超特急がドラえもんとのび太くんを迎えに来るシーンは大人になった今では泣いてしまう。しかも汽笛だと思っていたものは楽曲の一部なんです。それだけでも衝撃。
ここからストリングスの高揚感に乗せたセリフ運び、展開があまりにも素晴らしい。子供心を鷲掴みにする宇宙への大冒険、それが日常の裏山からスタートするという浪漫。闇夜に輝く列車の窓の光。うーん、最高!
混乱と脱出劇
ドリーマーズランドのロボットたちが暴れ始めた際に流れる「妖精の行進」。こちらもまたあまりにも美しく危機的状況をドラマチックに彩る。
そして大量の発煙等と使われなくなった列車を使用した華麗な脱出劇。しかもそれを宇宙に飛び出す列車のアニメーションに乗せて台詞だけで説明するという多くを見せ過ぎない美学。芸術です。
主題歌とエンディング
銀河超特急を語る上で海援隊の「私のなかの銀河」も決して忘れることはできない。劇的な展開に対して穏やかなシーンを支えるこの優しい曲は心に沁みる。
ラストシーンこの曲と共に流れる台詞「間も無く、地球〜、地球〜」の車掌さんのアナウンスにはまた涙が溢れる。本当に素晴らしい作品だ。
いやー、長々書いてきましたがまだまだ書きたいことは山のようにあります。なんなら冒頭にわざわざドラえもんがのび太くんに黙って22世紀にミステリー列車の切符を買いに行ってる設定にしているところの考察から書きたいもん笑
もうね、全てのシーンとセリフが全部名シーン、名台詞なんです。
ほんと思い出しかない。最高なのよ、まじで。
各キャラの立ち方といい、シナリオといい、音楽といい、何からに何まで良いのよ。 全人類観てください。
『ドラえもん のび太と銀河超特急』 私は一生観ます。
それでさ、来年映画館で銀河超特急が上映されるんですよ!!!知ってました!!???
他にも色々過去作が週替わりで上映されちゃうんです!!!!
やばくないですか!!!!!!
旧作の他の上映作品は雲の王国とワンニャン時空伝ですよ!どっちもやばい…号泣確定の作品。雲の王国のドラえもんがガスタンクに走るシーンは何度見ても泣いてしまいますし、ワンニャンも時代を超えた絆の設定がもうね…ラストに相応しくドラえもん念願の耳生えるし笑
私は這いつくばってでも銀河超特急は観に行きます!!!!!!
最後に
私のドラえもん愛が少しでも伝われば嬉しいです?(たぶん伝わり過ぎて引かれてる)
今回も長い文章を最後まで読んでくださってありがとうございます!
こんな感じの気儘な深夜語りシリーズを不定期で書いているので、よかったらフォローといいねしていただけると嬉しいです。
普段は写真のことを中心にハウツーとか書いてますが、まぁそっちは見なくてもいいです笑(いや、やっぱ気が向いたら見て〜)
それではまた!
ドラえも〜〜〜ん!!!!!!!