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MDからOCGに入った初心者(♀)の初デュエルレポ@遊戯王の日

MDが楽しくて紙でもやりたい!
でもリアル知り合いにデュエリストがいない!
じゃあもうイベントに行くしかない!!!


ということで遊戯王の日に参加し、ビビりながら初デュエルを終えてきました。

ビギナーズラック

書き手(♀)としては「女子増えてほしい~!」と思ったので、「遊戯王の日はこんな感じだったよ!」「デュエルするときはこういうところに気を付ければいいと思うよ!」というポイントを書いていきます。

3回しかデュエルしていないヤツが偉そうに書いていきますが、少しでも恐怖を和らげられれば幸い…!


1. 遊戯王ニューロンでイベント検索


カードの検索!
デッキレシピの登録!
お試しドロー!
ポイントカード!
あらゆるイベントの管理!

これら全てを担ってくれるハイパーなアプリ!
それが遊戯王ニューロンです。

超便利

イベント参加に必須のものなので、ダウンロードしてIDを連携しておきましょう。

コナミスタイルで買い物したり、マスターデュエルをプレイしたりしていれば、何かしら連携できたと思います。(うろ覚え)


そんなニューロンを使って、まずは参加するイベントを調べます。

全国で1143回行われるらしい

開始時間受付時間、そしてお店の位置を把握しておきましょう。

店に入ってキョドる時間も考慮して、早めに到着したほうがいいと思います。

そして当日までにハンドルネームを登録しておきましょう。

アイコンに好きなモンスターを設定できる

意外と呼ばれるので、恥ずかしくない名前に…!


2. 当日エントリー


ここからは店によって対応が違うこともあると思いますので、ご了承ください。

時間までに到着したら申し込みをします。

大抵のお店は、レジとは別に大会用のカウンターを用意していると思うので、そちらできいてみましょう。

店員さんにニューロンのバーコードを読み取ってもらいつつ、名簿にハンドルネームを記入します。

申し込みが終われば時間まで店内で待機です。


3. 抽選・購入・マッチング


参加者が定員より多い場合、ニューロンによる抽選が行われます。

「参加大会の確認・管理」から結果を確認しましょう。

5月の画像です

上の画像の>をタップすると、対戦相手と座る席が表示されます。

準備中の部分に表示される

マッチングや景品の抽選はここのページで行われるので、こまめに確認しましょう。

私はこの表示を見て座ってしまったのですが、周りを見て慌てて立ちました。

遊戯王の日は「1000円以上のパック購入」が参加条件です。(最低6パック)

このタイミングで買いにいきましょう!

算数ができない

前もって購入していた方もおられましたが、抽選に落ちた場合でも返品できないため、私は参加が決まってから買いました。

購入が終わったら席につき、確認できるようにレシートを机上においておきます。


3. デュエルの準備


席につくとき、お互いにニューロンの画面を見せ合って、対戦相手が間違っていないか確認しました。(恥ずかしい名前だとここで死にます)

そして「よろしくお願いします」しつつ、初心者であることを申告しておきました。

この後の流れはこんな感じです↓

シャッフル→カット→手札準備(見ない)→ジャンケン→デュエル開始

だいたい上の通りだと思いますが、店員さんからの説明をよくきき、その指示にしたがってください。


それでは上に書いた流れを細かく見ていきます。

初心者申告をしておけば、多少やらかしてもフォローしてもらえる…はず…!


<シャッフル>

シャッフルのやり方についてはこちらのリンクをご覧ください。

事前に練習して行きましたが、やっておいてよかったです。

滑りが悪かったり分厚かったりで、多重スリーブだとなかなか上手くシャッフルできません。

どの山も40枚です

当日デッキをぶちまけると物理的にも精神的にもダメージをくらうと思います。

準備しておきましょう!

デュエル開始時のほか、デュエル中もデッキを見る度にシャッフルが必要です。

連続でカードをサーチするなら全部終わってからシャッフルでもいいでしょう。

☆追記

5月の遊戯王の日で対戦相手のカードを持って帰ってしまうというやらかしをしました。

対戦終了後、お相手が前にいる間にディールシャッフルをして枚数を数えると防止できると思います。

時間的に問題ないなら対戦前にも枚数確認のためにやっておくべきですね。

デッキケースに1枚残ってるとか起こりがち。

<カット>

仕上げは対戦相手の方にやってもらいます。

カードを3つくらいの山に分け、どの順番で重ねるかを相手が決めます

均等にできない

これで万が一不正なシャッフルをしていたとしても、思い通りにならないようにしているわけですね。

私はカットを知らなかったので、対戦相手の方に教えてもらいました。(ありがとうございました)

確かにYouTubeの対戦動画にあったような…



山に分けるところから対戦相手がすることもあれば、デッキの所有者が分けたあと対戦相手が一番上だけ指定することもありました。

こだわりがある場合は言うといいのではないでしょうか。

<手札準備>

ディールシャッフルのような感じで、デッキの上から1枚ずつ裏側で並べます。

5枚であることが相手に伝わるように置きましょう。

5枚!

そしてデュエル開始より前に見ないようにします

先攻後攻の選択に影響を与えないためです。

本来先にジャンケンなのかも…?

<ジャンケン>

ジャンケンで勝った方が先攻後攻を選びます。

公式にはジャンケンだったと思いますが、ダイスを振ってその出目で決めている卓もありました。

<デュエル開始>

店員さんの指示にしたがって始めましょう。

制限時間があるものなので、私が参加したところでは全員の準備が整ってから一斉にスタートしていました。

4. デュエル


細かいルールはMDで練習するに限る!

ということで「紙ならでは」だなーと思った部分にフォーカスしていきます。

<優先権とチェーン確認>

MDなら勝手に判断してもらえるのですが、OCGでは自力でやらないといけません。

よくわからない場合は、MDでチェーン確認を「ON」にして練習し、タイミングを把握しておくといいと思います。


本番ではターンプレイヤーが主導してデュエルを進めることになります。

これは優先権(先に行動する権利)が基本的にターンプレイヤーにあるためです。

何をしているかをしっかり説明しつつ、チェーンがあるかどうかを逐一確認しましょう。


3戦した感じでは、フェイズ確認はMDでいうところの「ON」のタイミングで、それ以外は「AUTO」のタイミングで確認していくと丁度いいかなと思います。

具体的には↓の通りです。

・各フェイズは終了前に確認を取る
・効果の発動や召喚に対してチェーンの確認をする
・自分で自分の行動にチェーンをする場合は、チェーンを組む前に相手に確認する

<自己主張していこう・1つずつ進めよう>

上でチェーンの話をしましたが、場合によっては相手の進行を遮ってチェーンを挟むことになります。

実際にあった流れ①
お相手「Aの効果を発動してBを特殊召喚します」(Bをフィールドに置く)
私「あっAの効果にチェーンして増殖するGを発動します」
お相手「あっ通ります。ではBを特殊召喚するのでどうぞ」
私「ドローします」

増殖するギャラクシー

実際にあった流れ②
私「フォトンエンペラーをコストに銀河戦士の効果を発動します」
お相手「どうぞ」
私「では銀河戦士を特殊召喚します。特殊召喚成功時の銀河戦士の効果をチェーン1、フォトンエンペラーが墓地に送られたときの効果をチェーン2で発動します」
お相手「どうぞ」
私「ではフォトンエンペラーを特殊召喚。フォトン・ギャラクシーの召喚権が1つ増えます。そして銀河戦士の効果で銀河の召喚師を手札に加えます。」
お相手「これでエンペラーと戦士の効果処理が終わりですかね?」
私「はい」
お相手「処理後に発動いいですか?」
私「どうぞ」
お相手「ではサモンリミッターを発動します」
私「/(^o^)\」

たすけて

特に手札誘発の発動や効果処理後のタイミングでの発動は、食い気味に行うことになると思います。

主張していきましょう。


そしてターンプレイヤーのときは、相手が入ってこれるように1つ1つの処理をちゃんと区切るといいと思います。

上では省略しましたが、効果を発動する段階でどういう内容か説明しておいたほうが親切ですね。

高速ソリティアはやめておきましょう…!

<コストと効果の区別>

「~して発動できる」の「~して」の部分がコストです。

例えば銀河戦士の効果を見てみましょう。

銀河サイバー戦士

①:[手札から他の光属性モンスター1体を墓地へ送って]発動できる。【このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。】

[ ]内がコスト、【 】内が効果です。

そのため、発動を宣言した段階で墓地送りを行います。

その後効果が無効になったとしても、コストにしたものは返ってきません。

払い損でもきちんと払いましょう。

払い得

<墓地効果忘れがち>

禁じられた一滴のコストにしたフォトン・ジャンパーの墓地効果を2回忘れました。

3戦中2回…

ごめんて

戦士のコストのように、自分の展開の過程で墓地に行ったものは覚えていました。

しかし一滴のように、相手を妨害する場面だと無効にして満足しちゃうんですよね…

相手ターンだとそのまま進んでいってしまうため、気づいた時には遅いです。

自分のデッキの忘れがちな効果は覚えておきましょう。

<ルールミス>

実際デュエルしてみて、「これ絶対どっかでミスするわ…」と思いました。

10年振りにデュエルした兄の一言

交流が目的のデュエルでは正直よくあることだと思うので、「ミスするのが怖くて対人戦はちょっと…」と思うのはもったいない!

指摘されたら修正すればいいし、お相手のミスを見つけたときも普通に言えばいいです。

最善を尽くしつつ、丁寧な態度で、「ありがとうございます」と「すみません」を忘れなければ大丈夫かと思います。



ちなみにルールミスは指摘しなければそのまま続行です。

大きな大会でもルールミスがあったまま進むことがあります。動画のチャット欄が荒れる…

それでもジャッジが能動的に関与することはありません。

よっぽどの違反でない限り、指摘できるのは対戦相手だけです。

ミスをしないために、そしてミスに気づくためには、前もって様々なカードのことを知っておくことが大切だと思います。

強い人はカードとルールをよく分かっている…

5. デュエル終了・再マッチング


デュエルが終われば、ニューロンに勝敗を入力します。(どちらかがすればOK)

入力しないとイベントの進行に支障が出るのでとっととやっちゃいましょう。

その後は喋っててもいいし、黙っててもOKです。

買ったパックを開封している人も多かったです。

その場で開けたい人はスリーブなどの準備をしておきましょう。



個人的には最終戦のあと自分のデッキの話ばかりしてしまったのが後悔です。

会話するなら相手を称えるべきでした…

相手のデッキをほめるのが、一番コミュニケーションとりやすいと思います。


勝敗を入力すれば、ニューロンが再びマッチングをしてくれます。

しかし今回のイベントでは、全員試合が終わってから移動していました。

場所によっては適宜次に移るところもあるかもしれません。

店員さんの指示に従いましょう。

席を離れる際は、対戦相手にお礼を言うのを忘れずに!


6. イベント終了・抽選


3戦すると対戦会は終了です。

席で待っていると横から参加賞が回ってきました。(学校でプリント回す方式)

そしてニューロンに表示された抽選ボタンを押すと、抽選賞に当選か落選かが分かります。

当選した場合は更に景品をゲットできます!

名前を呼ばれたら手続きしましょう。

スリーブが参加賞、マットが抽選賞

ちなみに抽選結果に勝敗は関係ありません。

以上で解散となります!


7. 雑感


めちゃくちゃ緊張したけど参加してよかったです。

静かな方も元気な方もおられましたが、どんな相手でもやり取りは楽しいし、応えてくれてもくれなくてもデッキは愛おしいです。


気になることがあるとすれば、やはり女性の割合でしょうか。

今回は上限32名の回で30人が参加でした。

そのうち女性は3人…つまり1割です。

これが16名の回なら下手すると女性1人、8名の回ならまず間違いなく1人でしょう。

地域によってはもっと差があるかもしれません。

はっきり書いておきますが、今回女性であることで不快な思いをすることはありませんでした。感謝です。

ですがやはり居心地は悪いです…自分の場違い感が否めない。

同性のデュエル仲間作りたい…

ということで女性デュエリスト、増えてくれ~!


8. このnoteについて


ということで、遊戯王の日やOCGでのデュエル所作についてなるべく詳しく書いてみました。

冒頭でも言いましたが、3回デュエルしただけの初心者が言っているだけです。

なのでもし「これはマズイよ!」というところがあれば指摘していただければと思います。

需要があればサプライの話も書きますので、応援していただけると幸いです。

内容としては以上なのですが、この先で個人的な宣伝とデッキパワーの話をしますので、よろしければ最後までご覧ください。


9. 宣伝


書き手の人はニードルフェルトを趣味としております。

カシコマリ
ZEXALクリボーズ

作品まとめはこちら↓

そして現在、勢い余って手芸のイベントを企画しております!

どなたでもご参加いただけます

イベントページ↓

手芸作品を展示する同人オンラインイベントです。(販売は無し)

出展も鑑賞もスマホからできます!

興味のある方はXアカウントのフォローまたはリストインをよろしくお願いします。

Xアカウント↓


10. デッキパワー


私が使用したデッキは「後攻特化銀河フォトン」です。

通れば勝ち、通らなければ負け

今の銀河は先攻型がスタンダードではありますが、

・妨害を当てる場所に自信がない
・いわゆる手札事故やジャンケン負けで何もできなくなる可能性が低い

以上の2点から後攻型で挑みました。

デッキ内に相手を仕留めるためのカードしか入ってないんですよ…最高ですね。

結果は2勝1敗。

ファンデッキとしては銀河はパワーの高い方かと思いますが、周りと比べても強さ的にはちょうどよかったんじゃないかと思います。

分かる範囲で使われていたのは以下のようなデッキでした。

・ダイノルフィア
・蟲惑魔
・@イグニスター
・青眼
・スネークアイ
・幻想魔族  など

MDのランク戦用にチューニングされた環境外デッキであれば問題なさそうかな?という感じでした。

人によってはエンジョイデッキも用意されていましたね。

いわゆる「古きよき遊戯王」は難しいかもしれません。(セットエンド的な)

デッキパワーの釣り合いに不安があればお相手に相談しましょう。


11. 初心者向けイベント


ぶっちゃけデュエル経験無しで遊戯王の日に突撃するのは最終手段だと思います。

まず知り合いにデュエリストがいるなら(羨ましい)、その方に作法を教わりつつ一緒に何かしらのイベントに出るのがいいのではないでしょうか。

そして知り合いがいない場合でも、もっと初心者向けのイベントがあります!

ここでいくつかご紹介しますね。

なお実際に行ったことはありません!ご了承ください。

<ビギナーズ交流会>

名前の通り初心者向けイベントです。

デッキの貸し出しがあるため、自分のカードを持っていなくても参加できます!
(自分のデッキでも参加可能)

希望すればインストラクターからのティーチングが受けられます。

毎月始めの日曜日に行われるそうなので、お近くでやっていればぜひ参加してみてください。

私も行っていいのだろうか…

<遊戯王カードゲームフェスティバル>

OCGとラッシュデュエルの大規模対戦会です。
こちらもデッキの貸し出しとティーチングがあります。

めちゃくちゃ楽しそうなのですが、開催日が少なく、また今のところ5/12で終了です。

これは通年でやるものなんでしょうか…?

<インストラクター運営イベント>

こちらも初心者歓迎であることが多いです。

ニューロンでは情報が少ないので、Twitterと併用して調べるのがおすすめです。

初心者とは言い切れない…みたいな段階でも参加しやすいのではないでしょうか。

<デュエリスト交流会>

これは最終手段寄りのイベントです。

シンプルな対戦イベントです。

勝ち負けと景品が関係のないイベントなので、対戦の質は遊戯王の日に近いと思います。

開催頻度が多いため、好きな日に参加できるのがいいですね。

そして無料です。


以上が初心者向けイベントです。

可能ならビギナーズ交流会かインストラクター運営イベントに行くのがいいかと思いますが、無理な人も多いと思います。

なぜなら開催店舗の数が多くないからです。

ビギナーズ交流会はサテライトショップでのみ開催なので、全国で12箇所。

インストラクター運営イベントは検索に186件引っ掛かりました。

冒頭にも書きましたが、遊戯王の日は1143件です。

そしてその1件1件のほとんどが異なる店舗で開催されます。

なので地方住まいの方であれば、遊戯王の日という最終手段に頼るしかないかもしれません。

大丈夫です!なんとかなります!


ちなみに私はサテライトショップにアクセスできる地域なのですが、5/4に某オフ会に参加したく、それより前にデュエルできる機会がなかったため、遊戯王の日に突撃しました。

思い立ったら行動あるのみです!


ここまで長々とお付き合いしてくださった方、ありがとうございます。

皆様が素敵なデュエルライフを送られることをささやかながらお祈りしております。

そして女子増えてください…!


12. 追記(ライフ管理)


思った以上に反響をいただけて驚いております。感謝…!

そしてライフ管理について思い出したので追記しておきます。


ライフの計算をしなければならないのは現実とMDの大きな違いですね!
現実でも自動で計算してほしいし光ってほしい

それなのになぜまとめ忘れたかというと、ロクにやってなかったからです!!

私がわたわたと自分のデッキなどを準備している間に、いつの間にかフィールド脇にニューロンのライフ計算画面が置かれていました。

BGM機能もあるよ

もちろん自分の手元でもニューロンを起動して計算しようとしていたのですが…

デュエルに必死で全然反映できていなかったです。

正直、初めての遊戯王の日ならお相手に頼ってしまってもいいと思います

今のところ対戦した方全員が見やすい位置にニューロンを置いてくださっているので、たぶん大丈夫です。
全然自分で計算してない

もちろん生殺与奪の権を相手に握らせているようなものなので、勝負に勝ちたいなら絶対に自分で計算したほうがいいのですが、最初はもういいんじゃないですかね…?

できる範囲で頑張りましょう!

そして無理なら頼りましょう!!


サプライ編を書きましたのでよろしければこちらもどうぞ!

合わせて読んでいただければイベント参加への準備が整うと思います。

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