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04-05-2020 体調不良の話⑤

すっかりご無沙汰してしまいました。
いろんなことが重なり、バタバタして、そして、いざ家族と過ごすと隔離の頃より時間がないのも確かです。

こんなdepressingな内容を読んでくださる方、ありがとうございます。

④の最後に、今後どう過ごすのか家族で話し合いますと書いて、締めたのですが、結局泣いたり怒ったりの話し合いをして、やっぱり家族としては一緒にいたい、例えコロナだったとしても、多分すでに移っている可能性の方が大きいであろうということで、その日からマスクは付けているし、寝室も数日別だけど、無理に離れないで過ごすことに決めました。
しかしながら、決めた途端また私の体調が悪くなったりと、本当にアップダウンが激しくて、私自身も家族も振り回されてしまうことは変わらず。

これはやっぱりちゃんと診察してもらったほうがいいねと週末に話し合い、27日の月曜日に家から近い内科や行きやすい場所へ連絡してみました。
長い連休をあえてとっていらっしゃる内科もあれば、正直に説明すると拒否られたりすることもあって、もう面倒だなぁとめげていると、あっ、そろそろアレルギーの先生に薬をもらいに行かないと!ということに気づく。
そしてそこは内科もやっていて、私が世界で一番信用するお医者さん。
なんで今まで気づかなかったんだよ!と思い、電話して聞いてみました。長い付き合いでこれからもお世話になりたいので、洗いざらい嘘は言わず、自分の状態を話し、本来の薬もいただきに行きたいけれど、実際の自分はこうゆう感じで、内科としても診ていただきたいというと、すんなり、いいですよー、どうぞどうぞという感じでした。
前回行った時に、クリニックが入ってるビルにコロナ感染者がでたとしても、ビルが閉めてしまう場合以外は絶対クリニックは閉めないと先生はおっしゃっていたので、やっぱり頼もしいなぁと思って、それだけで安心する自分がいました。

火曜日。クリニックは少し遠いので、スーは父とお留守番してもらうことにして、夫に運転をお願いし、久々にふたりで遠出しました。
こんなデート嫌だねなんて話しながら。久々のふたりぼっち。
クリニックに着く前に、自分がもしコロナだった場合、できる限りご迷惑をかけてはいけないと思い、少しだけ残っていたN95のマスクをして、ゴム手袋をつけて、お邪魔しました。
先生は私を見るなり笑って、どうしたの、それと聞く。
もしかして受付の方の勝手な判断で先生には事前に伝わってないんじゃないかってくらいのテンションで、もう一度丁寧に説明すると、うん知ってるよ!大丈夫だよ、そんなことしなくてもと再度笑われてしまった。
先生、以前からすごくコロナウィルスに対して冷静というか、風邪の一種、そもそも風邪は本当は怖くて人が死ぬんだよ、だから免疫力大事なんだよっていう先生だったので、今のこの状況でたらい回しにされている方たちを普通に受け入れて診ているようだった。
先生はある程度私の説明を聞いて、ウンウン、なるほどねーと割と適当な返事。それでも流れるように熱を計り(高性能な赤外線体温計!)、36.6度ねーとか言いながら、聴診器で私の胸の音を聞く。
「そうだね、ゼーゼー少しいってるね、コロナかもしれないよね」とサクッと言われる。えっ、やっぱりそうなんですか?私。
無症状感染者もいるからね、こんだけ軽症の人もいるんだよ今、だからやっぱり結局のところ分からないから、今からPCR検査してくださいって連絡もできるけど、軽症だから検査結果がちゃんと出るか分からないこと、陽性として出ても現在の経過的にも急激に悪化することも考えにくい、それだったらとアメリカの報告書で効くとされていた抗生物質を処方するから、おうちでのんびり寝てたらどう?と先生。
すかさず、家族との距離を取るべきですか、自分は隔離したほうが良いですか?と聞くと、もう遅いから普通に生活してください。もちろんお外には出ちゃダメだけどね、症状がで始めたところから数えて2週間くらいは自宅隔離だけど、家の中では普通にしてあげて、スーちゃんのためにもね、と。
少し前にネットニュースで見かけて読んだミッツ・マングローブの症状が全く同じで、また同じことを感染症の先生に言われていたなぁと思い出し、私もそんな感じで、内科の診察は終わりました。

結局のところPCR検査は受けないけれど、「コロナウイルスによるものと想定した判断」をしていただき、抗生物質のジスロマックと解熱や炎症のサポートをするカロナールを処方してもらい帰宅しました。
先生には、とにかく免疫力ね。よく寝て、よく食べて、元気になったら運動もしてねと。はい、一番最後できてないですと心の中でつぶやきながら、返事を。家族に変化があった時も、ちゃんと診るから安心していいよと最後に言ってくださったことが本当に心強かったです。

最初は娘のスーが喘息があるので、そうゆう面も考えて寝室で隔離していてほしいという考えだった夫も、先生の説明を聞いて少し安心して、今まで通り気をつけながら過ごそうねと話しながら帰りました。

そんなわけで、私はあれから療養しつつも、家族と一緒に過ごしていました。先生が出してくれた抗生物質は3日間飲むもので、その間少しだけカロナールにもお世話になりましたが、その後は徐々に良くなり、今はとても落ち着いています。熱も36度台前半。そして、症状が出始めて明日で2週間です。明日を過ぎても夫が家にいてくれる限りは、私は家の中で過ごしたいと思っているのと、もう少し家族の変化を様子見していこうかなと考えている状況です。
それでも、これがコロナ予防の終わりではなく、今後も新たに何か起きないためには、やっぱり自粛生活なんだろうなぁと、長期戦覚悟にはなりますが、それでも数日前の自分を思うと、その状況よりは改善されていることに安心しました。

今回本当に医療の方達のありがたさを身に沁みる思いをして、私たちが今医療現場で活動されてる方に何かができるとしたら、それは寄付とか以前に、余計な仕事を増やさない=静かにおうちで過ごすことくらいだなぁと思います。私は実際外で仕事をしているわけでもなく、ほとんど家で過ごしていた中でこんな状況下になったわけなので、どうかリスクを負う生活はしないで欲しいと思います。
早く安心した、安全な生活を送りたいもんね。

なんだかシリーズ化してしまった私の体調不良のお話ですが、私のようにコロナかな?どうなんだろう?という状況で生活されている方もいると思い、シェアしてみるつもりで書いてきました。
しかしながら、最初に書いた通り、これは私の場合の話です。判断材料としてではなく、一つのケースとして読んでいただき、心配な症状があるときはネット検索よりも、どうか我慢せずに内科受診や相談窓口での相談をしていただきたいと思います。

久々に車の中から見た青空が気持ち良かった。

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