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写真と映像

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写真と映像の話
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2024年8月の記事一覧

語りすぎると作家と見なされなくなる問題とどう向き合うか

写真や映像を撮る人には大きく分けて3種類います。 ①写真や映像のみで勝負する人 ②写真や映像とその写真や映像に関する思想を語ることで勝負する人 ③写真や映像とその写真や映像に関する思想に加え、how toを語ることで勝負する人 林は明らかに③で戦ってきたのですが、「how toをやったり何かを語りすぎると作家とは見なされなくなる」という問題があります。 これが怖くて本当は色々話したいけど①や②の発信しかしていない人もいるのではないでしょうか。 ③をやるメリットはたくさん

夏を感じるもの

みなさんは何で夏を感じるでしょうか。 僕ですか? 抜け毛の量ですね。

夏はまだ終わりそうにない。

写真の好きなところ。 五感で感じたことのうち閉じ込められるのは視覚だけなのだけど、見た人は写真を通して自分がその状況にいたら五感で何を感じるかを想起するところ。 写真は私の五感をあなたの五感に変換する装置。 夏はまだ終わりそうにない。

「写真集、何から読んでいいか分からない...」という方におすすめの入口

写真集を読みたい、写真表現についてもっと知りたいけど何から読んでいいかわからない…という方は多いと思います。 そんな方におすすめなのが雑誌「IMA」です。 国内では数少ないアートフォトマガジンで、毎号10名以上の写真家が特集されています。 写真集は初見だと難解なものが多く、買ってはみたものの作者の意図がわからずになんとなく観て終わってしまうことも多いです。 IMAのようなマガジンであれば解説がついているので、何冊か読むことで「写真ってこう見るのか」ということが分かってきま