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2024

年末にゆっくりと何かを書いて一年を振り返る時間が好きだったのだが、うっかり時間を無くしてしまって、気づけば年が明けていた。
(SNSを活用しているフリをして、本当は色々とウンザリしているし、自身のHP内のブログだってやめてしまい、一体どこに注力したらよいのやら...)


さて、2024年がやってきた。
毎年内容の変わらない抱負の数々、新年ならではの鼻息荒目な意気込み...

いや、今年だってそれらは同じなのだが、去年と少し違うのは、多分経験値だ。

昨年新たに出会い、心の中に加わってくれた彼ら

これから彼奴と如何に楽しもうか...

昨年大勢失ってしまった心の中のあの人やこの人…
彼奴はもういない。
残された我々は、彼らの分をどう生きようか...


人生の残された時間を思う余り、大きな後悔が渦を巻く時もあれば、その後悔を遠くに投げ捨てる技も身に付き、たまに大小のモヤがかかる心は、若い頃のように長時間の滞在ではなくなる。
年を取るとは、そういうことなんだろう。

私は色々と順調ではないし、多分満足の行く年を送った事が未だに無い。
幸せに心が満ちたと思えば、それらはいつも錯覚で、次の瞬間にいつも必ず消えて無くなる。
いつしか、心躍る夢のような幸せを追いかけることよりも、日々の、ニュートラルな些細な平和を追いかけるようにもなった。

だがその延長に、物事を諦めない自分を、もっと信じないとならないのではないかと、最近よく思う自分が現れた。ささやかな幸せと、何かにチャレンジすることを諦めるのは別の話しだと言うことを、非常に意識し再認識している。

何より私はいつもツイている。それだけで生きてきたような部分もある。


Photo :  竹内洋岳氏(プロ登山家)