いちごを食べる夢を見たので買ったらすごく美味しかった話
先日、いちごを食べている夢を見ました。
亡き祖父の実家で、掘りごたつを囲む祖父、祖母、私の3人。祖父はいつものようにパジャマの上から茶色の暖かい羽織物を着て、掘りごたつのすぐ後ろにあるソファーに寄りかかり、テーブルには夕食のご飯がたくさん置かれています。
夕食は終わっていたようで、デザートはいちご。
祖父が持っていたのは、ヘタの周りがまだ白く、淡い赤〜ピンク〜白のグラデーションがかかった色のいちご。そんないちごを片手に、眉にシワを寄せて "酸っぱそう" といった表情で私の方を見ている祖父。
一口食べて、”すっっっぱい!"と言わんばかりのしかめっ面。
いつも通り私は笑って、「酸っぱそうだね」と一言。「いちご狩りとか行ったら良いかもね。」
そう提案してみると、目を大きくして "良いね" といった表情を見せて、ほほ笑んだ祖父の姿を最後に目が覚めました。
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その朝、目が覚めてからは酸っぱそうないちごではなく、真っ赤な甘いいちごが食べたい思いでいっぱいです。
いちご狩りはいけないけど、無事、真っ赤で甘そうないちごと出会えました。
甘くて、みずみずしくて、美味しい。
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※祖父は喉頭癌を患い喋ることができなくなり、約1年間ジェスチャーと筆談でコミュニケーションを取りながら過ごしました。
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