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ダニエルのぼやき

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ダニエルの視点から日頃のネタや人生観を書き連ねる。
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#仕事

チャレンジを殺す呪い

ありがたいことに、日々ビジネス上で色々な素晴らしい方にお会いし、ヒヨッコの若造ながら沢山の勉強をさせていただいている。 しかしその反面、たまに非常に会いたくないタイプの人に遭遇することがある。 それはどういう人かというと 「人の足を引っ張り、規則で縛り、失敗を怖がらせる人」 だ。 ババ抜きで言うジョーカーだ。 もう、こういう人に出くわしてしまうと、1時間くらいで全てのエネルギーを吸い取られる。 もう、カラッカラになってしまう。 例えると、ドラゴンボールで「おら

10万円の重み

例えば10万円というお金。 その価値は、その人の見方によって恐ろしいほど変わる。 先日、それを痛感する出来事があった。     弊社の新規サービスの宣伝のために、あるメルマガに申し込んだ時のこと。 そのメルマガは、1本配信するために10万円かかった。   10万円。     これは、大企業にとっては誤差レベルの金額かもしれない。 しかし、スタートしたて、かつ出資元が100%自分の会社にとって、広告などの経費はある意味自分のお財布から出す感覚に近い。 なので、10万

電車が遅れたは言い訳になるのか

「すみません、電車遅延のため5分出勤が遅れます」 みたいな報告を会社に入れるサラリーマンがいたとする。 かなり独断で申し訳ないけども、そういう人は果たして社会人としてどうなのかなと思う。 30分や1時間の遅れならもちろん仕方ないけども、大抵朝の電車が遅延するのは5分とか10分の話だ。 だから「電車遅延のため5分出勤が遅れます」と言ってしまう人は、「電車が5分か10分遅れたとしても間に合うスケジュールを敷けてない人です私は」と宣言していることになる。     そういう人

遊びの写真が仕事になっていくまで

カメラを初めて持ったのはちょうど2年前でした。 その時は、まだ楽天でサラリーマンをしていました。 ある日、知り合いの方に名刺デザインを頼まれ「印象付けるために顔写真を入れましょうよ」と提案。 初めて自分でエントリーモデルの一眼を買って、見よう見真似でプロフィール写真を撮りました。 その時は、SDカードを入れないと写真が撮れないということすら知りませんでした。       ●コーヒー1杯で写真撮ります企画 それからは、写真を撮るのがなんだか楽しくなりすぎて「コーヒー1杯

【誰かが作った有名から離れる】

7月から毎月1回、仕事でもプライベートでも海外に行くように決めているんだけど、毎回「観光スポット」と呼ばれるところには行かないようにしている。 代わりに何をしているかというと、ひたすら街を練り歩き、現地の人が普段食べるものを食べ、地元のカフェに入り、そこに根付く人の考えとか表情を吸収するようにしている。     なぜなら、観光地に行っても、どこかの国から同じようにやってきた観光客しかいないし、自由の女神の前でピースしたり、傾いているピシャの斜塔を支えたり、マリーナベイサンズ

【ルールを守って本質を見失う】

「そのような事は出来ない規則になっております。」 この類のフレーズは、多分日本人なら一生に一回は聞いたことがあるんじゃないだろうか。 事務の受付で、レストランで、仕事先で、日本の至るところで散見されるこの「規則は守らなければ」という神経質な空気と「ルール外の責任は負いたくない」という他責感みたいなものは、もはや日本人の悪しき文化になってしまっている。 この前パリに行った時、「街の通行人たちはほとんど信号を守っていなかった」というのを書いたんだけど、この事はけっこう本質と

【遊びの対価】

究極の問い。遊びはお金になるのか? 少し長いですよそこの奥さん。 ダニエルが「遊びを突き詰めて仕事にする」とか「個の創造性を社会から解放する」と言い始めてから実際に会社を作って早3ヶ月が経つ。 ありがたいことに「自分もダニエルズアークで働きたいっす」みたいなお声かけやfacebookやLINEなどのお問い合わせをたくさんいただくようになった。 それらを見ていて、やはりそういう潜在的な想いだったり願望をけっこうな数の人が持っていて、そういう社会に向かっていくんだろうな

【うちの子とまた遊んであげてねと言う親】

自分はこどもの頃死ぬほど遊んでいた。 遊び過ぎて、新しい遊びやスリルのある遊びを作りだすのが好きだった。 遊び過ぎて、死ぬほど怒られもしてきたし、もしかしたら忘れているだけで本当に1回死んで生き返ったかもしれない。     小学生の頃転校したこともあって、とにかく何百人ものこどもと日が暮れるまで遊んでいた記憶だけが残っている。     その中で、友達の家に行くことは多々あった。 スマブラだったり、マリカーだったり、外ではなく中でやる遊びももちろん大好きだった。 おやつを