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ダニエルのぼやき

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ダニエルの視点から日頃のネタや人生観を書き連ねる。
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記事一覧

【わたしからの真剣なご提案】

みなさん、私からの真剣なご提案があります。 よく聞いてください。 これは、命に関わる大切な提案です。 何かと言うと「お餅」という食べ物を全国的に禁止にしませんか? というモノです。 理由を説明すると、まず、お餅は日本だけで年間で4000人ほどの人を殺しています。 特にお正月の1ヶ月で1300人ほどの死者数を出します。特にお年寄りを中心にです。 世界的な統計を出したら相当な数になるかもしれません。 やばいでしょ? とんでもなく恐ろしい食べ物なんです。

持つ者と、持たざる者

むかし、むかし、イスラエルの地方に、ヨブ君という好青年がいた。 このヨブ君は、めちゃめちゃ素直で謙遜で、悪い事をせず、いい奴だった。 どれくらいいい奴かと言うと、もう最高にいい奴であった。 スタバに行ったら、皆に新作のフラペチーノとかを奢るくらい、いい奴であった。 そして、割と裕福でもあった。   7人と息子と3人の娘もいた。くそ大家族でもあった。          そこに、神と、悪魔がいた。 悪魔は、神に言った。 「どうせ、ヨブ君は裕福だからいい奴なんですよ。財

素材を売るか、創作を売るか

「もっと単価を上げたいんです」 これは、商売をする人なら誰もが感じた事があるんじゃないかと思う。 私も、商品やサービス、個人など、様々な業種のプロデュースやWeb展開、ブランディングに関わる中で、こういった声を聞く機会は非常に多い。 ただ、どの業種にも共通した単価の構造というものが存在していて、それを分かっていないと、単価が上がるはずのないところで永遠に勝負をしてしまい、ドンドン疲弊していくという悪循環に陥ってしまう。 特に、目に見えない無形のサービスや商品を扱う業種

エロ化するコンテンツと欲望

近年のマッチングアプリの広告は、モデルの女の子がちょっと水着だったり、ベッドの上で髪を結いていたりと、多少「エロ」を想定させる傾向が非常に増えてきた。 それはなぜかというと、単純にエロという媚薬を加えると、クリックが数倍に跳ね上がるというインパクトを伴っていて、ある種のネット広告における麻薬のような形で乱発されることがとても多くなってきたように思う。      例えば、普段ならダニエルの文章は長文だから読まないけども、タイトルに「エロ」という2文字が入っていたという理由だけ

コンテンツにできることはまだ、あるかい

SNSがここまで発達し、ハリボテや嘘が一瞬でバレる時代に突入してから久しい。 小学校時代に宝田ヒサシ君というクラスメートの子がいたけど、それくらい久しい。
 
  
その最中にあって、人々が本当に見たいと思うものは、企業全体のPRやプレスリリースなんかではなくて「あんたが何を見て何を感じたか」それだけに尽きるような気がしている。
 
 
 Webマーケやデザインの仕事をしていると、企業のSNSのディレクションまでやってほしいっすみたいな依頼も多いんだけども、その時に「S

SNSと個人情報

ネットと個人情報なんてことはもう10年以上も前からのトピックだと思うので、今更危ないですねみたいな事を言うつもりはなくて、じゃあ今どのくらいまで個人情報が取れちゃうのかという事を考えてみた。 

今回、サンプルとしてインスタでストーリー(数秒の動画をアップできる機能)をあげていた1人のインスタグラマー(独身26歳女性)を例にしてみる。
 
このストーリー機能、24時間でSNS上から消えるということもあり、最近の若者ジェネレーションはバンバンここにプライベートな内容をアップし

チャレンジを殺す呪い

ありがたいことに、日々ビジネス上で色々な素晴らしい方にお会いし、ヒヨッコの若造ながら沢山の勉強をさせていただいている。 しかしその反面、たまに非常に会いたくないタイプの人に遭遇することがある。 それはどういう人かというと 「人の足を引っ張り、規則で縛り、失敗を怖がらせる人」 だ。 ババ抜きで言うジョーカーだ。 もう、こういう人に出くわしてしまうと、1時間くらいで全てのエネルギーを吸い取られる。 もう、カラッカラになってしまう。 例えると、ドラゴンボールで「おら

10万円の重み

例えば10万円というお金。 その価値は、その人の見方によって恐ろしいほど変わる。 先日、それを痛感する出来事があった。     弊社の新規サービスの宣伝のために、あるメルマガに申し込んだ時のこと。 そのメルマガは、1本配信するために10万円かかった。   10万円。     これは、大企業にとっては誤差レベルの金額かもしれない。 しかし、スタートしたて、かつ出資元が100%自分の会社にとって、広告などの経費はある意味自分のお財布から出す感覚に近い。 なので、10万

ランチの個別会計に見る非モテ理論

たまにこんな場面に遭遇して驚愕することがある。 例えば、仕事仲間や友人5、6人くらいでランチをしたとする。 食事が終わり、じゃあ会計にしましょうという時。        その際に、こんなことを言い出す人がごくたまにいてビビる。               「個別会計にしましょ。」           「へ?」          「え、だから個別会計」          エーーーーーーーー! ちょと待てーーーーーい!            前提として、我々はすでにいい大

クリームソーダ営業戦法

あなたは今、先方とここ一番の打ち合わせのため、少し落ち着いた雰囲気の喫茶店にきている。 高鳴る鼓動、入念な脳内シュミレーション。 期待と不安が入り混じった感情が錯綜する。     さあ、この超重要な局面において、あなたはどんな飲み物を注文するだろうか。        「ブラックコーヒー」     たいていの営業マンは、そう言うだろう。   多分、正解だ。 100人営業マンがいたら99人がそれを頼むであろう。     せめて、少し外しても紅茶までが限界だ。       

電車が遅れたは言い訳になるのか

「すみません、電車遅延のため5分出勤が遅れます」 みたいな報告を会社に入れるサラリーマンがいたとする。 かなり独断で申し訳ないけども、そういう人は果たして社会人としてどうなのかなと思う。 30分や1時間の遅れならもちろん仕方ないけども、大抵朝の電車が遅延するのは5分とか10分の話だ。 だから「電車遅延のため5分出勤が遅れます」と言ってしまう人は、「電車が5分か10分遅れたとしても間に合うスケジュールを敷けてない人です私は」と宣言していることになる。     そういう人

遊びの写真が仕事になっていくまで

カメラを初めて持ったのはちょうど2年前でした。 その時は、まだ楽天でサラリーマンをしていました。 ある日、知り合いの方に名刺デザインを頼まれ「印象付けるために顔写真を入れましょうよ」と提案。 初めて自分でエントリーモデルの一眼を買って、見よう見真似でプロフィール写真を撮りました。 その時は、SDカードを入れないと写真が撮れないということすら知りませんでした。       ●コーヒー1杯で写真撮ります企画 それからは、写真を撮るのがなんだか楽しくなりすぎて「コーヒー1杯

炎上の正体と処刑場

【炎上の正体と処刑場】 つい最近「モテる男は女の子を誘う前に複数お店を予約しておく」的な内容が書かれた美容ライターのツイートが炎上していた。 要するに、複数予約をしているということは本命以外はキャンセルをしなければならず「飲食店へのドタキャンはけしからん」とネットで火がついた感じだ。 その投稿主のタイムラインに書かれている炎上コメントを一つ一つ見てみると、飲食店関係者と名乗る人たちも多かった。 「もう二度と口開くな」 「最低な女」 「私たちの気持ちを考えなさいクソ」

【金持ち批判と自己申告】

例えば「カルロスゴーンが逮捕」みたいな新聞社のデジタルニュースに寄せられるコメント欄を見ると、「これだから経営者は皆悪だ!」とか「金持ちはやっぱり精神まで腐ってるな」みたいなコメントが大量に溢れかえっているのを良くみかける。   ただ、これらの批判は「自分が満たされていないことの自己申告」になってしまってるよなあと常々思う。      そもそも「金持ち」という言葉を使う人に、自分は卑しさを感じてしまう。   まるで、「自分は一生貧しいままだけど、彼らは悪いことをして私腹を肥