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【レビュー】2015年発売のXperia Z4 Tabletは2021年でも使える?

今回は2015年に発売されたAndroidタブレット「Xperia Z4 Tablet」をレビューします。
ちなみにau版です。

2021年でも申し分ないスペック

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スペックをおさらいします。

・2015年5月発売
・Android 7.1.1
・10.1インチ液晶(2560×1600)
・クアルコムのオクタコアCPU+メモリ3GB
・厚さ6.1mm
・重さ389g

ということで、Androidのバージョンはかなり古いですが、その他のスペックは現行機のミドルクラスでも通じるくらいの性能があります(さすがにゴリゴリの3Dゲームとかは厳しいかもしれません)。

2021年でも見た目は最高

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「Xperia Z」シリーズの特徴である、極薄のボディと丸い電源ボタンはZ4 Tabletにも採用されていて、非常にスタイリッシュです。
現在でもAndroidタブレットはHUAWEI、Lenovo、NECなどが作っていますが、見た目の高級感という点では勝っていると個人的には思います。

2021年でも最高クラスのディスプレイ

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さすがに2015年製品だとベゼルは残っていますが、10.1インチで2560×1600というディスプレイは、前述のメーカーが出している2021年最新のタブレットよりも勝っています。非常に綺麗で見やすいです。
今このタブレットを現役で使っている、または中古での購入を検討している方は、大半が家庭内や出先での動画視聴(microSDにファイルをコピーするか、YouTube)を目的にすると思いますので、ディスプレイの性能が高いというのはかなりのメリットになります。

2021年でも最高クラスのキーボード

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オプションで専用のBluetoothキーボード「BKB50」が存在します。
安価なタブレット用のキーボードはたくさん存在しますが、この「BKB50」は完璧に合ったサイズ、丈夫なヒンジ(超重要)、Androidの操作が可能な「1つ前に戻る」「ホームを表示」「アプリ一覧を表示」が独立したキーとしてついており、真の意味で「Xperia Z4 Tablet」専用なんです。

じゃあ悪いところないの?

褒めちぎってきた「Xperia Z4 Tablet」ですが、悪いところがないわけではありません。

①Androidバージョンが7.1.1ではできることは限られる
大半のアプリは動作するとは思いますが、サポート対象外のバージョンであることも増えてきましたので、「何かあっても自己責任」「動かなくても誰も責められない」ということがあります。
また、セキュリティもアップデートされないため、Office(Word、Excel、PowerPoint)、Outlook、Teams、Skype、Zoomなどのアプリも動作はしますが、ビジネス向けとして使用するのは不安が残ります。会社から公式に許可は絶対されないので、気になるならばやめたほうが無難です。

②「BKB50」使用時はタブレットが横位置に固定される

まぁこれも当たり前のことではあるのですが、キーボードを使う時はタブレットが横向きになりますよね。でも使用するアプリは横向きにならないので、Instagramやこのnoteのアプリでさえも、縦位置でしか使えず非常に不便です。

大事な事なのでもう一度言います。このキーボードでnoteは書けないんです!

いや、キーボードをタブレットに取り付けずに、スタンドで縦置きしてキーボードを別で使えば打てますし、noteアプリじゃなくてブラウザでログインして使えば横位置でもできますけど、なんとなくそういうことじゃないでしょ…と。

結論:趣味用なら2021年でも使えます!

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結論、「Xperia Z4 Tablet」は現在でも十分に現役で活躍できる機種です。
中古価格も2万円台前半になっており、家電量販店で同程度の価格の新品のタブレットを購入するくらいならこちらを購入したほうが絶対に幸せになれます。
使用用途がYouTubeや動画の閲覧、ブログやnoteの執筆、ソファやベッドでのネットサーフィンであれば、最適ですよ。

Yuz.

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