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マンネリ化したα7Cをカスタマイズしてまた常時持ち歩く相棒にした話

他社のカメラが羨ましかった

実はつい最近まで、Nikonの「Zf」というカメラが非常に気になっていました。

Nikonのカメラはこれまで使ったことがないのですが、「ヘリテージデザイン」と呼ばれるこのデザインがとてもかっこよくて、持ち歩くだけで楽しいカメラだなぁ…欲しいなぁ…なんて思ったわけです。

ただ、今使っているカメラ(SONY α7C)と比べると大きくて重いとか、マウント変更はかなりの勇気が必要だな(資金的な意味で)とか考えているうちに思い留まりました。
α7Cの高感度性能やAF速度、軽くて気軽に持ち出せる感じは気に入っているのもあります。

ただでさえカメラを持ち出す頻度が減った

直近の記事を読んでいただければ分かりますが、スマートフォンを「Xperia 1 Ⅵ」に変えたことにより、近所のお出かけ程度ではまったくカメラを持ち出さなくなっていました。

もちろんディズニーとかで望遠が必要になるという時には必要ですけど、現在の月1回あるかないかのイン頻度ではあまりにもカメラが不憫です。

やはりカメラというものは、持ち出したいと思えるものでなければならない。今持っている、2020年発売で後継機も出ているこのα7Cをより愛着が沸くものにしようと一念発起しました。

①レザーケース

α7Cはグリップ部分が一応滑り止め加工されているものの、ボディは基本的に黒一色でシンプルな見た目になっています。やはりここは革張りにしていきたい
ただし本体に直接革を張る技術力はないですし、安価で市販されているα7C用のレザーケースはグリップの半分程度を覆うだけのシンプルなものが多かったので、なかなか満足のいくものが見つかりませんでした。

そんな中、理想のケースについに出会うことができましたので購入しました。

Mr. Stone Leather Case

こちらのケースは値段もやや高く配送までにかなりの時間が必要になりますが、それに見合う品質のものだと思います。SDカードや各種端子部を使うために側面は取り外し可能です。

下部は強度確保のために金属プレートになっていますので気になるようならばフェイクレザーのリメイクシートなどを貼れば違和感がなくなるかなと。
プレートの取り付けによってボディの高さが5mm程度増えるので、小指までしっかりとグリップできるようになり、安定性が増したというメリットもあります。

側面は取り外し可能

②シューキャップ

シューキャップは黒色に変更しました。
α7Cはシルバーモデルとブラックモデルがありますので、各種パーツも2色あることが多いです。
シルバーの天面に黒いシューキャップをつけると、色が締まるというか、なんとなくライカっぽい見た目になりますのでおすすめです。

シューキャップカラーの変更

③キャップ代わりに使えるTTArtisan 50mm F2

TTArtisan 50mm F2

ソニーEマウントはパンケーキレンズと呼ばれるような超薄型のレンズは存在しません。例えるならNikon Zマウントの24mm F1.7とか、EF-Mマウントの22mm F2みたいなやつです。
一応SEL24F28G、SEL40F25G、SEL50F25G、SEL35F28Zなど比較的小型のレンズはあるものの、薄くてどこでも気軽に持ってけるみたいなものはありませんでした。SIGMAのIシリーズ(45mm F2.8など)とかは似合うかもしれないですね。

そこで選んだのがTTartisan 50mm F2というレンズです。
まずとても薄い。そして金属外装でかっこいい。最短撮影距離は0.5mとやや長めですが、焦点距離50mmでF2ということでボケ味もしっかり楽しむことができます。価格も中古なら8,000円程度で、気軽に購入できます。
デメリットはマニュアルフォーカスレンズであること。これだけです。

TTArtisan 50mm F2
TTArtisan 50mm F4
TTArtisan 50mm F8

この通りボケも綺麗で、開放では少し周辺減光があるものの雰囲気のある写真になると思います。F16まで絞ることができますが、F8くらいでもしっかりくっきりしていますね。
注意点としては、絞りは液晶画面には反映されず「F--」となってしまいますので、絞りリングを目視で確認しましょう。

TTArtisan 50mm F2

まとめ

こんな感じでちょっとした工夫で今まで使っていた機材でもまた新たな気持ちで使えるようになる場合があります。
最近使ってあげてないな、なんてものがある方、是非リメイクしてみたりしましょう。自分の場合は部屋の壁紙ですら頻繁に変えてしまうのですが…

Yuz.

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