エルバン『ストームグレー』を試す

発売はずいぶん前ですが、エルバンのアニバーサリーインク「ストームグレー」を入手しました。 嵐の夜空を黒で、轟く雷鳴を金粉で表現したインクです。 金粉が入っているのでガラスペンでお試し。 

画像1

画像2

ガラスペン:Werkstattてとひ製 「Bach」

良く振った直後は、筆跡に多量の金粉が乗ります。最初の5分くらいであらかたの金粉が沈みますが、分散性が良いようで、 30分くらい放置してもまだ十分な量の顔料が筆跡に残っています。使う前に降って、数分まってから書き始めれば、紙一枚分、文字を書く間くらいは安定した線が得られそうです。目視で粒感が分かるくらいの大粒子のはずなのですが、よく分散していて驚きです。

画像3

よく振った直後

画像4

5分静置後

画像5

30分静置後(5分後と同程度の顔料が乗っている)

それにしてもこの色の組み合わせが良いです。ベースはグレーですがほとんど黒と言えるくらい深い色で、金色が良く引き立っています。 あまり金粉が多い状態だと光りすぎてコントラストが下がるので、どのくらいの混ざり具合で使うのがベストか悩みどころ。

画像6

振った直後の拡大

画像7

30分後の拡大

個人的には少し時間をおいて落ち着いたところですかね、やっぱり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?