自己紹介(3)
第3回目の自己紹介です。
ブライダルカメラマンをしながら作品を撮っていたことをお話ししましたが、作品作りをしていると楽しいのとともに、とてもココロがすっきりする、心が晴れるというか内部のわだかまりのようなものが出て行く感覚が
あることに、気づいていました。
もちろん作品をつくることは、仕事では味わえない大きな充実感を味わえましたがそれだけではなく、内面が浄化されるような不思議な「何か」があると感じました。
その当時の私の作品写真は完全にフィクションで
自分の心や頭の中に浮かんだことを映像化するものでした。
従って、作品撮りそれ自体が私にとって表現アートセラピーとなっていたのだと思います。
さて、そんなある日、わたしは技術を一切無視して撮影した写真が自分の思いを写していた!という出来事に遭遇しました。
作品として撮影する写真は、仕事のものではないとは言えやはり「きれいに」「すてきに」撮れるように考えて撮影をします。
しかし、全く何も考えずにそのときの思いでそのときの状況をただ撮りまくった写真にそのときの感情が現れていた・・・!
それはこれまでにない衝撃でした。
「写真は人の思いを写す」
私はそのときそう確信しました。
まだ「フォトセラピー」という言葉さえ日本では広まっていない、1990年代の終わり。この経験が私がこの道に進む第1歩だったと思います。
その後、写真家でありフォトセラピーのワークショップを主宰する石原眞澄さんのプログラムに参加しました。
石原先生に「ここでは綺麗にかっこよく撮ろうと思わなくていい」「自由に思いのままに撮っていい」と言っていただき、初めて、そう恐らくはじめて、
写真を撮ることはこんなに楽しい!!と感じたのでした。
写真を撮るために、技術を学ぶことはもちろん必要なことです。
でも、写真ってそれだけではない、もっと他のこと、
内面を解放する手段としても有効だと知っている私だからこそできることがあるのではないか・・・・・
そんな思いから、フォトセラピストとしてのお仕事をはじめようと決めました。もちろん、お仕事として行うのですからアートセラピーだけではなく心理学、カウンセリングの勉強もして民間のカウンセラー資格も取得しました。
現在も勉強中、この先もずっとずっと勉強です。
ワークショップやセッションの中でクライエントさんが自ら撮った写真から
「私ってこんなことを考えてたんだ!」と気づきを得て前進することが出来たときは、私もこころから嬉しく思います。
みなさまが、自分の内側の声に耳を傾けてよりよい生き方ができるように、手を貸して差し上げることができるよう、これからも務めてまいります。
その他、私(Aki)自身のより詳しいプロフィール、心理学受講履歴、個展開催の履歴などにつきましてはこちらをご覧くださいませ。
長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。
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