見出し画像

セルフポートレイトを撮る(2)

こんにちは。Akiです。

セルフポートレイトを撮る(1)の続きです。

写真というものはなにかの一瞬を切り取るものです。

自分の顔写真もまさにそうです。

写真が「はい、今この瞬間のあなたはこうですよ」と語ります。

そこには後にも先にもない今の自分が現れます。

このワークでは表情を意識せずリラックスして出来る限り多くのカットを撮影します。

突き詰めていくと、写真に現れていない自分についても掘り下げなければならないのですが、それはワークやセッションの内容になるのでここでは脇においておきます。

撮りづらかったらシャッターが下りる瞬間に、カメラに向かって何か話しかけてもいいでしょう。叫んでも構いません(外の時は周囲に気をつけて^^).

撮影と写真の鑑賞を続けていくと、

「私こんな風に生きているんだな」

「ふだんはこんな顔してるんだ」

「こんな表情をするようになったんだな」

「長年の思いが出てる」等々・・・

様々な発見をするでしょう。

これまでは見られなかった自分が重ねてきた

人生の歴史を自分の顔に見ることも。

それらは旅行のスナップやイベントの記念写真では、

決して得られない画像です。

人に撮ってもらう写真はどうしても撮影者の意図や撮影者と撮られる自分との関係が写真に出ますが、ここでのセルフ・ポートレイトではそうしたことはありません。

SNSを意識した自撮りもやはり他人の眼を気にしています。

どのように感じるか、どんな効果を得られるかは人により違いますが、フォトセラピー慣れてきたら恐れずに試していただきたいワークです。

自分を発見し、内面と向き合うのに一役買ってくれますよ。

余談ですが、フォトセラピーに出会ってから私が初めて撮ったセルフポートレイトの感想は・・・「こわい顔~(  ゚ ▽ ゚ ;)こんな怖い顔で15年も接客やってたんだ~あっはっは~( ´艸`)ウケる~」でした!。

(本記事はアメブロからの記事に加筆したものです)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?