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英語コーパスを活用しよう!

コーパスとは

コーパスとは、「言葉のデータベース」。書籍や新聞・雑誌、もしくは映画やテレビなどさまざまなメディアで使われている言葉の用例を集めたものです。日本語のコーパスは日本語学習者により使われる言葉をアナウンスするときや例文作成に便利です。英語コーパスは英語学習においてネイティブが良く使う言葉を探ることができるので便利です。

コーパスを無料で使うには?

現在あるコーパスは、言語学の研究者たちの日々の蓄積によって構築されていて、中にはインターネット上で無料で公開されているものもあります。

The Corpus of Contemporary American English (COCA)

アメリカの小説、新聞・雑誌、論文、テレビ・ラジオで使われている言葉を集めたもの。
http://corpus.byu.edu/coca/

British National Corpus (BNC)

イギリスの書籍、新聞、論文、広告などで使われている言葉を集めたもの。
http://corpus.byu.edu/bnc/

検索サイト

もしくは、もっと気軽に使えるコーパスがあります。それは、Googleのような検索サイトです。試しに先ほどのtake an appointment とmake an appointmentを、Googleで検索してみましょう。
普通にtake an appointmentと入力するとtake、an、appointmentが順不同に含まれる結果が出てきてしまうので、take an appointmentとつながっている文を検索するには、以下のように ” ” で囲みます。

“take an appointment” 

一応用例は出てきますが、”take an appointment”は誤りであるという内容のものもあります。これを”make an appointment”で検索すると、”take an appointment”よりもはるかに多くの用例が出てくるので、take an appointmentよりもmake an appointmentのほうがずっと広く一般的に使われていることがわかります。

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