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GNSS(GPS)外部レシーバー&ロガーとしてのGNS3000

普段のツーリングでナビはiPhone(SE2)で走行記録はCANMOREのG-PORTER GP-102で行っていたけれど、最近ナビへの依存率が上がってきてナビ表示している分当然GNSS(GPS)を利用することになりバッテリーの消費も多くなってきている(?)気がする。

それでなくてもiPhoneにはインカムとも接続しているしデュアルSIMの影響か普段から消費が多い、ツーリング中は連絡や位置の確認等々とても大事でバッテリーがなくなって使用できなくなると致命的。

走行ログはあくまでも参考程度にしか取得していないけれど林道などで木々が生い茂る場所で電波状況が悪くなると位置の誤差が大きくなることがる。

iPhoneのバッテリー消費を抑えることとログの精度が上げられないかと調べて購入したのがGNS ELECTRONICS GNS3000でした。

左:GP-102 右:GNS3000

今使用しているGP-102に比べると若干大きくなり若干薄い、重さはどちら軽い(GNS3000は47g)

GNS3000はデータシートを見るとGPS / QZSS(みちびき)、GLONASS、Galileoに対応しており99チャンネル マルチGNSSに対応しているらしい。

レビューにはアプリの受信状況からみちびきに対応していないという方もいるようだけどAndroidとの接続に使用するBluetooth GNSSがみちびきをサポートしていないだけではないのかな?
iPhoneの場合はとくにアプリを使用せずBluetooth接続可能、ただ受信確認方法に悩みとりあえず受信状態を確認できそうなアプリ(Satellite Info GPS Status)というアプリをインストールして受信データを表示できたけれどこれがGNS3000が受信したデータなのかiPhone内蔵のGPSが受信したデータなのか区別できないので何ともいえない。

ちなみにGNSS Viewというアプリで受信確認をしている方がいるけれど、公式サイトにも書いてあるとおり実際に受信したデータをもとに表示しているわけではないので動作確認には役に立たないと思う。

GNSS Viewで表示するGNSS衛星はスマートフォンが直接受信した衛星の情報を表示するものではなく、外部サーバーから取得したGNSS衛星の軌道情報を元に計算した衛星配置を表示します。

みちびきウェブサイト

GNS3000の購入を考えた時はみちびきに対応しているから精度が向上するのではないかと思ったけれどiPhone SE2はどうやらみちびきに対応しているらしくGP-102に使用されているチップSIRFSTARIVもみちびきに対応しているので大きな性能差はないのかもしれない。

Bluetooth接続

iPhoneとはBluetoothを有効にしてピアリングするだけで簡単に接続、Androidの場合はBluetooth GNSSしたり他にも設定をすることがありちょっと面倒な感じ、ただ、iPadの接続でiPadOSが17.2.1からGNS3000の不具合なのか接続できないらしい(17.4.1からまた接続可能という書き込みもあるみたい)
GNS3000のファームウェアの更新でも改善するようだけれどそのためにはAndroidデバイスが必要とのこと、これが本当なら結構致命的なのではないだろうか。
Androidデバイスとの接続は相性があるというレビューを多く見られるけれど実際はどうなのかな。

ログ容量

microSDカードが32Gまで使用できるらしいので相当記録できると思われる。

メモリーを挿入している状態

SDカードが何かの拍子で抜けてしまうのではないかと心配されている方もいるようだけれど、上の写真はカードを挿入している状態で飛び出している場所もないのでこの状態で抜けるケースってそうそうない気がする。

それより心配なのが電源ボタンの方で、こっちの方が簡単に触ってOFFになってしまう事がありそうでちょっと心配。

初回起動について

バッテリーを充電して初めて起動した際、衛星を補足しだすまで時間かかった。実際電源を入れて胸ポケットに入れている状態で音楽を1,2曲聴き終わっても補足しない状態だったので障害物がないところで数分置いておくと無事衛星を補足しました。1度補足した後は電源を入れ直した時は10秒程度で再補足するし翌日起動したときは1分程度補足する感じでした。※天気や障害物の状況によって補足時間は異なる気がします。

ログ形式

NMEA 0183(v4.10)形式形式でテスト版としてGPX形式をサポートするファームウェアも公開されているようだけどファームウェアのタイムスタンプが古く現時点のファームウェアにはこの機能は実装されていない。
特殊フォーマット形式ではないので一手間かかるけれどNMEAからGPX形式などへのコンバートするソフトはあるのでそれほど困ることではないかな。

バッテリー

フル充電で10時間以上とうたっているけれどログモードを有効にすると9h時間、GP-102は18時間

GNS3000を買ってから色々調べてみるとロギング機能としては何気にGP-102が優秀なのではいかと再認識してしまった、これが五千円もせず買えたのか。。。

とりあえずせっかく購入したわけだから使ってみないと。

色々調べてみるとレビュー・感想がすくないのか検索サイトがECサイトばかり表示して情報を見つけるのに一苦労、GN3000に限った話ではなくSNSの普及によりブログやHPが少なくなったのもあるかもしれないけれどGoogleなどの検索サイトの検索結果がEC2サイトやアフィリエイト目的のサイトばかり表示されて役にたたない事が多々あり半分備忘的な投稿。

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