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災害報道をやりたい方々へ

アナウンサーとしてやりたいことで「災害報道」の人が一定数存在するようである。

災害は突然・・・なのは百も承知!なのではあるが、そもそも「自然災害」はなぜ起こるのか?について前述の方々は勉強したことはあるのか気になる。

地震では「地震が起こるメカニズム」「太平洋・ユーラシアプレート」「糸魚川静岡構造線」「マグニチュードの単位」

台風などでは「台風が発生するメカニズム」「風速?メートルってどれくらい」「大雨で東海道新幹線がストップする理由は?」「洪水が起こりやすい地域の地名は?」

などいろんな分野があるが多くは「地学」の分野である。高校で地学を学んだ人は結構少ないのでは?(自身もそう。教員がいなかった)であるが災害に地学の知識は欠かせないものである。災害報道を!という方々は「私文」の人でもしっかりと勉強した上で「災害報道」に繋げてほしいものである。

そんな多くの人に縁遠い「地学」であるが、その地学について勉強させられる番組が「あった」。それが本年3月で一度休止をした「ブラタモリ」である。

視聴したことのない人にいくら述べても響かない(ノイズ?)ので詳しく言及するのは控えるが、本日の朝日新聞社説がブラタモリについて述べていた。

番組は、タレントのタモリさんとアナウンサーが、現地に詳しい専門家の案内で各地を歩き、謎解きをしながら、自然環境と地域の関わりを発見していく。
地質や地理をひもといていく場面も多かった。地質などを学ぶ地学は、生活に密接に関連するのに、学校で学ぶ機会は限られる地味な分野。普及につながると研究者は歓迎した。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S15906553.html?iref=pc_rensai_long_16_article
2024.4.7朝日新聞社説

パリの河岸段丘、関ヶ原戦いでの地形・・など興味深い回がホント多数あったのだが、一旦休止とは残念であるので自身は今までの回6年分は録画保存してあるのでそれを再度視聴したりして知識をブラッシュアップしていたりする。

「断層マニア」のタモリさんの語り口は視聴者目線でわかりやすく説明・・・そう、アナウンサーの仕事をされていた訳である。

最初に述べた「災害報道をやりたい方々」も「視聴者目線でわかりやすい」報道を目指して「地学」の勉強もしっかりして、いつ来るかわからない「災害」の時には「視聴者目線」で「しっかりと報道」されることを期待したい。



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