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自己紹介の組み立て方(1)

自己紹介の作成。難しい。どう作っていいのかわからない!という人がほとんど。

さてどうやって作成するのか?

まずは自身を分析することであるが(それは各自で)組み立て方はどうしたら良いのか?

表に出ているものを参考に(真似るではなく)すれば作成しやすいのかと。

日本テレビでは例年プレスリリースに新人アナウンサーの紹介が載る。

本年度の浦野モモさんを引用してみる。

以下の考察は浦野モモさんがエントリーシート(ES)に下記を記載したかどうかは自分は存じ上げないのであるが、公表されていることをESに適用出来るかどうかを検証する記事であることをご了承頂きたく。


浦野 モモ (うらの もも)
名前の由来はドイツの児童文学。実写版『モモ』になるべく、聴き上手なアナウンサーを目指します!

日本テレビ放送網 プレスリリース 2022.7.18より

(以下抜粋して引用)

【特技・資格】
子どもの頃から豆知識の本を読むことが大好きです。家族や友達に豆知識の話をして、「へぇ~知らなかった!」と驚いてもらえるのも嬉しく、何冊も繰り返し読んでいます。お気に入りは“涙の味は感情によって変わる”(諸説あり)という豆知識!日常生活で実感できるものが特に面白いと感じます。50音どれを言われてもその文字から始まる豆知識を言えるよう、毎日メモ帳にストックしています。いつか披露したいです!
【信条・モットー】
『起きたことが正解』
3歳から18年間続けたクラシックバレエで怪我をしたときに出会った言葉です。足首の靭帯損傷と診断され、リハビリに通っていた病院の待合室で読んでいた本に出てきました。“今がどんなに辛くても、いつか振り返った時、起きたことすべてが人生に必要なことであり、正解だったと思えるようになるのではないか”と気づくことができた大切な言葉です。
【趣味】
フィギュアスケート観戦
上半身の優雅な動きがクラシックバレエに似ているところに興味を持ち、一人で試合やアイスショーを観に行くほど大好きです。観戦したあとはいつも思わずスケートリンクに遊びに行くのですが、スーッと滑れるのは頭の中でだけ。立つこともままならない難しさに、全身で選手のすごさを感じるまでがワンセットです。冬季五輪中継で、スポーツであり芸術でもあるフィギュアスケートの魅力を伝えたいです!
【自己の特徴】
熱血バレリーナ
18年間クラシックバレエに熱中し、中高時代は部活にも入らずにのめり込んでいました。基礎や振り付けが体に染み込むまで毎日地道にレッスンに取り組んでいると、本番の舞台上では何にも縛られず自由にのびのびと踊れます。アナウンサーとしても、放送に向けて徹底的に準備をし、本番では心からの言葉で熱くお伝えしたいです!
【自己PR】
人の話に耳を傾けることを大切にしています。名前の由来はドイツの児童文学『モモ』。主人公の女の子モモはとても聴き上手で、みんなモモに話を聞いてもらうだけで勇気や希望を持てるくらいのパワーを持っています。私もそんなモモに少しでも近づきたいと思い、学生時代は話の聴き方を本格的に学ぶ傾聴講座に通いました。『実写版モモ』の聴く力で、ゲストの素顔に迫るインタビューに挑戦したいです!

日本テレビ放送網 プレスリリース 2022.7.18より

(1)アウトルック

特技・資格は194文字、信条・モットーが173文字、趣味は197文字、自己PRは186文字となっている。これを話すと人によって若干違いがあると思うが

「およそ30秒」

そう。200文字だとアナウンサー選考でよく試される「30秒」ということになる。よって自己PRなどは書き起こす時に基本200文字でまとめると良いということがわかる(60秒は200文字を2セットか?

(2)内容

基本的な組み立て方は?

「実写版『モモ』になるべく」「名前の由来はドイツの児童文学『モモ』」(基本情報)

「3歳から18年間続けたクラシックバレエで怪我をしたときに出会った言葉です」
「クラシックバレエに似ているところに似ているところに興味を持ち」(信条・モットー)
「18年間クラシックバレエに熱中し、中高時代は部活にも入らずにのめり込んでいました」(自己の特徴)

基本的な柱は2本。「モモという名前」「クラシックバレエ」この2本から話を展開している。

ここで注目すべき事項は「名前」と「賞を獲ったかどうかを記していない」クラシックバレエというそんなに難しいことを柱にせずいかに自身を表現出来るか?ということである。

(以下次回)



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