カメラ機材 カメラ③・富士フイルムX-S20 コンパクトな万能カメラ
こんにちは。カメラ・写真・機材好きなひとです。
キヤノンユーザーの私が富士フイルムのカメラに興味を持ったのが2年ほど前で、初めて買ったのがX100V、その後X-T5、X-PRO3、X-E4、GFX-50Sを購入しましたが、すべて売却。
現在残っているのは、GFX-100SとX-S20です。
元々初めて買ったKiss X5から7DなどAPS-Cカメラを使っていましたが、それ以降フルサイズの画質にしか満足できなくなってしまっていて、APS-Cイコールフルサイズの格下の位置付けと考えておりました(キヤノンやニコンもその考えのはずです)。
ところが富士フイルムのカメラはAPS-Cと中判しか存在せず、APS-Cがメインセンサーなわけです。
また、その写真を観てもその独特の写りと色はおそらくどのメーカーでも真似できないものと思います。
世の富士フイルムに魅せられるユーザーが愛してやまないフィルムシュミレーションは、フィルムを長年に渡り作ってきた本物のメーカーでしか作れないものであり、これは日本の財産ともいえるものだと思います。特にクラッシックネガの表現は素晴らしい。フィルムの表現そのもので、粒状感を含めうっとりしてしまいます。
ただ、カメラの供給などカメラメーカーとしてのポリシーとはどう考えても理解ができないもので、ユーザーファーストとは正直思えないものがあります。
ライカを目指して発言も含め、多くのユーザーが富士フイルムを離れたんじゃないかな?と感じています。
またカメラそのものもその世代のカメラにはすべて同じセンサーが積まれているというのも独特の運用で驚きました。価格が高いカメラも安いカメラも同世代であれば基本的にすべて同じ写りをするわけです。
普通高いカメラは、カメラそのものの部材の高級感に加えてセンサーもいいセンサーを使うというのが一般的なメーカーポリシーなはずです。
ところが富士フイルムは、カメラの価格の違いは撮影体験(ファインダーの見え方やカメラの操作性の向上など)の違いだけです。
この考え方はなにか理解しがたいものがあり、別に高いカメラいらんやん、同じ画が出てくるなら、となるわけです。
と、つらつらと書きましたが、結局自身が一番使いやすいX-S20のみを残してすべて売却したという経緯です。
若干安っぽいカメラですが、ミニマルな筐体に手ぶれ補正があり大容量バッテリーによるスタミナ運用と私の好きなバリアングルモニターはとても使いやすい。
最後までX-E4は残しておきたく、とても後ろ髪を引かれましたが、フラップモニターの使い勝手もあまりよくなく、手ぶれ補正がないので手放してしまいました。でも、X-E4はいいカメラです。
X-E5が発売されればおそらく買いに走ると思います。
今は、シグマ10-18mmf2.8の運用で広角撮影の役割を担ってもらっています。
XF35mmf1.4の写りも素晴らしいですけどね。
そんなわけでX-S20の紹介でした。
いいカメラですよ。
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