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ハーフカメラ限定フォトウォークを終えて

皆さんこんにちは写真の文明堂のスギモトです。
本日6月30日に開催したハーフカメラ限定のフォトウォークの様子をお伝えします。とは言ったものの本日は雨のため朝の時点で中止を宣言しました。中止でも現地にお越しになる方がいらっしゃったため現地へ向かいました。

現地では3名の方がお待ちになっておりました(遅れてごめんなさい)
雨でどこにも行けないと思っていましたが、前日に下見をしてくれた方がいまして、近くの"白山市松任ふるさと館"へ向かいました。

この施設は明治から昭和初期にかけて活躍した吉田茂平氏の私邸でありお金持ちということで屋内の木材や欄間、庭園は細かなところまで贅を尽くしたつくりとなっております。ありがたいのは月曜日以外は開放しており、商用利用以外は無料で見学、撮影ができるそうです。午後からはこちらの施設で結婚式の前撮りが行われるそうで、駐車場も近くにあり良いロケーションです。ガイドの方も説明慣れをしていたのでわかりやすく学ぶことができました。
施設の説明は公式に譲るとして、撮影した写真をお見せいたします。もちろん全員にWeb掲載許可をいただいております。


いろんなカメラを持っている学生さん。楽しんでいる表情が良いですね


リコーフレックスダイヤを使われています。雨の中でも楽しく撮影されていました
フィルムカメラをやったことがない初めての学生さん。楽しまれていました。

フィルムで撮影写真は現像を待たなければならないため本記事には遅れて掲載か補足記事にてご紹介いたします。

フォトウォークは7年前から定期的に開催しており、今年は2月、4月、5月に開催いたしました。別途記事にいたします。
フォトウォークの主目的はフィルム写真の楽しみを知ってもらうことです。デジタルではない手間のかかるフィルムカメラの良さや、やり直しできない一発勝負のちょっとした緊張感、仕上がった写真のそれぞれご自身が見て思った気持ちを大切にしたいと思っています。また、一期一会の楽しい時間を共有したいと思っています。SNS時代ですが、一歩外に出てその場の人と同じ趣味のお話で通じあう。そしてまたどこかで会ったときに声を掛け合える。それくらいの距離感や絆を広めていきたいと思っております。ですので、テクニックや機材のお話はそこまで致しません。マンネリ化しないために、今年は各フォトウォークで縛りを設けています。2月はフィルムカメラ縛り、4月は80年代のフィルムカメラ縛り、6月はハーフカメラ縛りです。6月は実質、中止となっておりますのでハーフカメラ縛りは次回に持ち越しです。きっと参加者の方は洋服とかカメラをワクワクして準備していたんだろうなと思うとちょっと申し訳ない気持ちですね。

さて、時間があったので"周りを見る"と"光を見る"のお話をその場で致しました。

この写真で"周り"と"光"とは??


窓の外から雨雲を抜けた柔らかい光が片方から差しています。
周り
空調機や非常口の雰囲気に合っていないものがあります。

まずはこのような感じです

少し光を読んで撮影をした様子

顔に対して光を横とか斜め前から当てると影ができます。
明暗陰影が立体感を出します。最も楽な概念です。
光にも色温度や硬い光や柔らかい光があります。柔らかく優しい自然な雰囲気を取りたい場合はこの日のような雨や曇りが適しています。そして映り込み。何を見せたくて何を見せたくないか。これを考えて、カメラマンと被写体と背景の位置関係を決めます。短く言うと"背景の処理"です。この写真で言うとカメラを持った女性と顔や肌の質感を出すといった感じです。

カメラマンと被写体の位置を入れ替えて撮影

条件が統一されていませんが、どちらが表情をより印象良くとらえているか。おそらく後者です。まずは人の顔が右側を向いているか左側を向いているかによって見る人への印象が変わります。
映画やアニメでもこのような手法が使われています。
また、人の顔は左右対称ではないため、どちらかの方が良い映りをします。写真を撮影される機会があれば自撮りや鏡を見てちょっと自分の顔を知ってみるのもよいかもしれません。

モデルさんに指示や声掛けって難しいですよね

モデルさんへの声掛けの仕方も少しだけしました。
やってくれたことに対してOKを出したりありがとうと言うことはもちろん大切です。それと同じように通る声でちょっとゆっくり話すことも心がけたらよいです。相手は機械じゃないから。
特に人物写真は被写体モデルさんと一緒に作り上げるものですので、常に良好な関係を心がけましょう。一度撮影される側になってみると被写体モデルさんの疲れ方とかわかります。

長くなりましたが、テスト投稿でした。過去のフォトウォークの記事や雑多なことなどは随時執筆していきます。
何かございましたら、メッセージはDMくださいね。

それでは幸せな写真・カメラライフを☆彡

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