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Web展示①シンメトリー展にて

6等分では2番が好き、どうも神山です。

今回は2020年2月にSAPPORO UNDERGROUND NECCOにて開催された「シンメトリー展-左右対称の世界-」に出展した作品のWeb展示と、ちょっとしたコメンタリーぽいことをやろうと思います。よろしくお願いします。

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展示DMと展示の様子。

NECCOさんでの展示に参加したのは2017年3月にひらかれたモノクローム寫眞展以来2回目(次回は来月末のモノクローム寫眞展4です。お近くの方は是非足を運んでいただければと思います)。その時の展示についても、いずれWeb展示しようかと思います。

さて、まずはざざっと見てもらいましょう。写真6枚です。

「赤い夢への誘い」

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いかがでしたか?

以下、コメンタリー。

①タイトルについて:参加を決めたときにまずタイトルをつけました。このときは写真で参加することだけを念頭に入れていたので、枚数もざっくりとしか決めていませんでしたが、はやみねかおるのキー概念である「赤い夢」を単語として入れたかったのと、基本的にシンメトリーにする=鏡写しになる、というのは「あちら」と「こちら」が生まれることだと考え、「赤い夢への誘い」というタイトルにしました。今考えると「誘う」って左右非対称感があります。片方がもう片方へ問いかけるので。結果として、直截的ではありますが、赤をテーマに6枚(2枚×3組)の写真を展示しました。

②さいしょの2枚(てあそび):片手、片腕だけを撮って反転してつくった作品。いろいろやりましたが、結果的にこの2枚になりました。両手が見えているのに人のからだが見えないの、少し不思議ですね。1枚目は狐の向かい合わせに配置したらかわいいかな、2枚目は手を合わせるの仏像みたいで面白いな、という風に作りました。尚、結果として展示中に狐は「上下逆さしたら面白そう」ということで、逆さにして飾りました。スマホでみている方は逆さにしてほしいのですが、そうするとこちらもまた仏像の印のような味わいになります。左右は対象ですが、上下が非対称であるために、一枚で二度美味しい作品となりました。

③まんなかの2枚(いちごあめ):COMING SOON...

④さいごの2枚(かがみうつし):COMING SOON...

以上。解説というより感想を含めたコメントでした。

Web展示、インターネットがあればどこからでもアクセスできますが、どうしても皆さんが手にしているデバイスの大きさや色表現、明るさや質感は展示者がコントロールできず、(データとしてではなく表現として)同一性が担保されていない、ということを念頭に置かないとならないので難しいですね。けれども、受容者が見たいように見れる(例えば拡大したり、色味を弄ってみたり)という鑑賞形態での発見や感動もあると思うので、今後も続けていきたいと思います。

写真全般とか撮影全般についての話は別の機会に。

ではでは。

Ver.1.0 2020.5.26 12:50

Ver.1.1 2020.5.30 14:18

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