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仕事とうつの話。またの名を来歴その①

あたしは、現在派遣で働いている(まもなく契約終了になるけど)。

ここ一年くらい、新しい職場が決まる→緊張して疲れる→ちょこっと休む→また仕事に行く→仕事が暇(初めてなんだからしょうがない一面はありつつ)で行く気が失せる→ちょこっとのつもりが引きこもり→長期の休みになる→契約終了、というのを繰り返している。
派遣元との関係も悪くなるし、派遣先には迷惑をかけるし。
でも努力ではどうにもならない面もあり心療内科に通院しているわけなのだが。

主治医曰く、我慢しすぎなのだそうだ。
初めてついた仕事が今でいうところのブラックだったので、
根性論で仕事をこなしていた。
平日は残業、夜中の呼び出し(現場が夜中に稼働していたので)、
平日片付かない仕事をしに週末出勤、が当たり前。
そこに社長のお守り(所謂社内接待)が加わって、
肉体的にも精神的にも追い詰められて不眠症を発症。
夜中の二時過ぎまで酒(スピリッツ系)を飲んでも眠れず、
結局明け方うとうとするだけで出社。
挙句に寝不足で、車で何度か軽微な事故(単独・追突)を起こして、
これは拙い、と一念発起して会社近くの心療内科を受診。

単に睡眠薬を貰いに行ったはずなのに「うつですね」と言われ、
カウンセラーと丁々発止のバトルをしたのち漸く睡眠薬と欲しくは無かった抗うつ剤を手に入れた。
はじめは弱い薬からだった所為なのか薬は瞬く間に増え、
しかし先生(おじいちゃんで人の話を聞いてくれない)との相性が悪く、
紹介状もなく自宅近くの病院に自主的に転院。
そこで今の主治医と出会うことになった。

転院した病院は、デイケア併設の比較的大きな病院で
主治医になってくれた人はちゃんと話を聞いてくれて、
睡眠に注力した処方をしてくれた。
でも診断名が変わることはなく、やっぱり「うつ」。
そこから十年以上の薬と主治医とのかかわりが本格化した。

最初のブラック企業を辞めるのに丸一年(!)掛かるなど。

何とか無事に退職(時期は半ば強制で、有休消化も許されず)。
一か月ほど北米と西欧を旅行。

帰国して、繋ぎのつもりで派遣に登録し、仕事をしつつ転職活動を開始。
結構順調に書類選考が進み、一次面接を受け、
じゃあ最終面接を、と進んでいた転職が
東日本大震災の所為で止まり(仕方なかった)、
実家も被災(大したことはなかった)。
そして原発事故。

いろいろ重なって、手っ取り早く正社員に成るべく外資系の保険会社に就職(これが大失敗のもと)。
一種の新・新興宗教じみた(本当だよ、これ)社風になじめず、
採用してくれた責任者は会社都合で早々に退職。
一種のパワハラを受け、混乱の中、
唯一の契約は身元保証人になってくれた姉。
 →でも資格試験だけは頑張って最終(六段階)の二段階手前までストレート合格。
で、成績不振を理由に一年半で退職。

この時に借金を作るなど。

つづく


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