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注文住宅における施主力とは

こんにちは!

昨年の10月から注文住宅の検討を開始し、初めて「お家づくり」というものに触れてから早6ヶ月が過ぎようとしています。

お家づくりを始めて以来感じることですが、数多あるハウスメーカーから自分に最適な建築会社を選ぶことは本当に難しいです。

「一体どこのハウスメーカーがいいの」「色んなハウスメーカーに行ったからあのメーカーの話覚えてないな」などなど、様々な困難が私たちを襲います。

しかし、私の思うお家づくりの成功の要因は、ハウスメーカーの営業トークを1から10まで全て記憶し、その中から最適なハウスメーカーを選ぶことでは無いと思います。

ズバリ、「ハウスメーカー営業マンが繰り広げる自社アピールの熱量と同じくらいもしくはそれを上回る熱量で、私たち施主がお家を建てて何がしたいか語れること」だと思っています。

この思いをなくしてお家づくり成功はあり得ないと断言ができます。(ちなみに私は住宅業界の人間ではありません)

ハウスメーカーから、「私たちのお家は夏涼しく冬暖かいです!」「耐震等級は3相当ではなく3を取れます!」「自由な間取り設計が売りです!」と言われてしまうと、施主側もどうしても「おたくの売りはなんですの」みたいな姿勢になりがちです。というか、相手も営業(=お仕事)なので、アピール99%に終始するに決まっているんです。

これが結構落とし穴だなと感じるわけです。

そのハウスメーカーの売りがいくら素晴らしいとは言え、それが私たちの暮らしにとって何の価値観も無いものであれば全く意味が無いと言えます。

例えるなら、全く雪の降らない地域に降雪対策の必要が無いのと同じように、自分たちの暮らしに必要の無い仕様、設備は確実にお家づくりにも存在します。(決して高機能住宅の悪口を書いているわけではありません)

そしてその判断は施主私たちが自分自身でしていくしかありません。そこはハウスメーカーの領域範囲外です。だってハウスメーカーの担当営業は皆さんの暮らしや生活リズムまで把握していませんから。

各ハウスメーカーの機能性を十分に比較検討することは絶対に重要です。

しかしその前に、私たち施主は自分たちの暮らしを十分にイメージし、お家づくりに求める事を予め明確にしておく必要があるのです。その上で各ハウスメーカーの機能性を十分に比較する事をしてみてください。

そしてハウスメーカーとの打ち合わせでは、自分たちがお家をつくって何がしたいのかを営業マンに負けないくらいの熱量で語ってください。

自ずとお家づくりをするべきパートナーは絞れてくるのではないかと思います。

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