読書感想文:「7つの習慣(1~3章)」を読んで

皆さんこんばんは。

毎日忙しくて、読みたい本が全然読めていません。どこかで本を読む時間をとらないとなーと感じています。

だから今回、途中までしか読んでません。・・・ではなく、わざと読んでません。なぜ読んでないのか、と思われるかもしれませんが、この本の後半を読むには資格がいるのです。だから私にはまだ読めません。

どういうことかというと、この本は大きく分けて二つの成功について書かれています。

前半は私的成功。自分自身の力で成功するための方法が書かれています。

後半は公的成功。周りの力を借りて成功し続けるための方法が書かれています。

私はまだ成功したとは言えません。少なくとも、前回記事にした取扱説明書を完成させてからでないと後半を読む気にはなれません。

というわけで、その公的成功へと向かうための前段階である私的成功の話を紹介します。


7つの習慣のうちの3つの習慣

前提:「個性主義」より「人格主義」

習慣の話に入る前に、なぜ「習慣が大事なのか?」の話をしたい。筆者はこれまで多くの「成功本」の研究をしてきた。その中で、現在は「個性主義」と呼ばれる、スキルを身に着けるための本が主流だが、過去には「人格主義」という、「正しい生き方」をすることを目指すための本が多くあったという。そして筆者は、正しい生き方をする方が成功する、と考えたようだ。この本では、その数多くの成功本から、正しい生き方のための正しい習慣が紹介されている。

第1の習慣――「主体的である」

人は主体的である必要がある。主体的というのは、率先して行動することと、自分の責任で行動することを意味する。自分の責任というのは、物事を選択するということ。物事を人任せにせず、自分で選んで決めることを常に意識する習慣を身に着けよう。

第2の習慣――「終わりを思い描くことから始める」

このテーマの始めに、「あなたの葬式で、どんな弔辞を読まれたいか?」という質問をされる。これにより導かれるのが自分の価値観である。私はどうありたいのか、がはっきりと見えてくる。終わりを想像して、そこに至るための計画を立てよう。先を見通す目を養うための習慣と言える。

第3の習慣――「最優先事項を優先する」

自分の価値観を中心に据えて、スケジューリングやマネジメントをする。正しいゴールに向かうための工夫を重ねる習慣を身に着けよう、ということだ。特に、緊急ではないが重要なものに価値が隠れているので、そこを意識してスケジュールを立てよう。


以上がこの本の「半分」です。私はこの半分を読んで、いや、この本に出てくる習慣の一つ一つが、重たい。誰もが心の底では自分をもっとちゃんとしたいと思っています。少なくとも、私はそう感じています。この本は真剣に読まなければ目が滑っていく。しかし自分を変えたいと本当に思っている人には、とてもに心に刺さる。もちろん、自分が成功よりも失敗を重ねている人間だからこそ、そういう劣等感の裏返しのような感情が生まれるのは認めます。でもだからこそ、私はこの本とともに自分を変える努力をしたい。

私はこの本のほかにもいろいろな本を消化していくと思いますが、これほど固いものはドラッカーくらいなものでしょう。なんとか最後まで読んでいきたいと、今切実に思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?